ＴＨＥ ＶＩＳＩＯＮ―あの企業が世界で急成長を遂げる理由

江上 隆夫【著】

朝日新聞出版（2019/01発売）

• サイズ B6判／ページ数 326p／高さ 19cm
• 商品コード 9784023317512
• NDC分類 336.1
• Cコード C0034

出版社内容情報

AmazonやAppleなど世界的に急成長を遂げている企業の多くが明確なビジョンを掲げている。ビジョンをお題目にせずに、本物のビジョンをもつ企業だけが、成長を続けられるのだ。どんなビジョンが成功に導くのか、どうすれば真のビジョンを作れるのなどを豊富な事例を挙げながら解説する。

内容説明

創業わずか２０数年で１兆ドル企業へ。Ａｍａｚｏｎは、なぜ究極の成長力を手に入れられたのか！？激変の時代に成功する組織をつくるたった一つの方法がここに。ビジョンの理論、事例から創り方まで集約した決定版！未来を担うすべての人にビジョンのパワーをトップコンサルタントがその全てを詳細に解説。

目次

１　ビジョンとは何か（ビジョンを失うとすべての衰退が始まる；なぜ、優れたビジョンを持つ企業は成長し続けるのか；２１世紀のビジョン企業であるために；ビジョンで最高の未来を創るためのヒント）
２　ビジョンをつくる（「最高のビジョン」のつくり方；リーダーシップがビジョンを定着させる）

著者等紹介

江上隆夫［エガミタカオ］
株式会社ディープビジョン研究所代表取締役。ブランド戦略コンサルタント。長崎県五島列島出身。大学卒業後いくつかの広告制作会社を経て１８年近く大手広告代理店アサツーディ・ケイにてコピーライター及びクリエイティブ・ディレクターとして、さまざまな業種の企業広告キャンペーンやブランド構築にかかわる。朝日広告賞、日経広告賞グランプリ、日経金融広告賞最高賞、東京コピーライターズクラブ新人賞ほか数多くの受賞で評価を高め、２００５年に独立。現在は、クリエイティブを行う「ココカラ」と、コンサルティングやセミナーなどを行う「ディープビジョン研究所」の２社を経営している（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[Ryo]

現在の社会の姿を創造したのは、ギリシアに始まる欧米社会の成果だ。日本人は結局、新たなコンセプトを世界に提供出来ていない。バブル崩壊後、そんな日本人の苦手分野が日系企業を苦しめている。ビジョンを描けないのだ。日系企業で語られるビジョンは、行動規範や倫理規範ばかりで、将来を描けていない。日本人に自律的な人材が乏しいのは、目指すべき将来の姿を示されていない事が理由である。かつての日本は、米国という誰でも視覚的に捉えられるビジョンがあった。我々はこれから、まだ見ぬ社会を視覚的に描き、それを目指していく必要がある。

2019/01/21

[スプリント]

著名な企業のヴィジョンを具体例にあげながらヴィジョンの設定方法や順守するための取り組みなどが紹介されています。

2019/05/06

[人工知能]

うーん。ミッション、ビジョン、バリュー、コンセプト、アイデンティティといった言葉の定義なんかは流石コピーライター出身とあって頷いたものの、これらをきちんと定義して浸透させたことと急成長を遂げたことが対応しておらず消化不良。

2020/03/25

[いれち]

個の夢と公共の益、この掛け合わせがみんなをひとつに。

[tkokon]

【ビジョン】○ミッション（要約）多くの人に共有・共感される未来への洞察を経た・自ら実現したい未来像○ビジョン・ミッション・コンセプト・バリュー・アイデンティティ・○Whatを最初に問わない。自分はなぜ存在しているかを問うのが先。○縦軸に「取組」「成果」、横軸に時間軸（過去ー未来）で、インタビューや会議で出てきた重要キーワードをマッピング。●ミッションは経営目標とも中期計画とも違う。我々はどこから来たのか、我々は何者か、我々はどこへいくのか。

2021/06/03