出版社内容情報
男の子の子育てで重要な節目は3歳と10歳。10歳までにお母さんがしっかりと手をかけて育てれば、そこから先は楽に伸びていく。ハーバード、東大で教員を務め、東大の院生時代には学習塾を経営した経験を持つ開成中学・高校の校長が、男の子の能力を伸ばす秘訣を説く。
内容説明
二つ、三つ、四つ…九つと、数字のあとに「つ」のつく年齢のうちにしっかり手をかければ、子どもは親から愛されている、受け入れられているという安心感を胸に、自分の足でどんどんと踏み出していけるようになります。
目次
第1章 子育てを楽にするなら最初の3年間が勝負男の子が3歳になるまでに、親がすべきこと(子どもが安心できる「居場所」をつくる。;まずは言葉ありき。とにかく子どもに話しかける。 ほか)
第2章 たくさんしゃべらせていますか?就学前までの男の子に身につけさせたいこと(小学校入学前に大事なことは「大人への信頼感」と「子どもに話させること」。;親は子どもを観察して、興味あるものから能力を引き出していく。 ほか)
第3章 学校生活の心配事、どうしていますか?気をつけてあげたい10歳までの男の子のこと(ここでもやはり、子どもに話させること。5W1Hで子どもに聞いてあげる。;小学校時代は得意を伸ばして、子どもの自信を育てる。 ほか)
第4章 男の子を伸ばす母親が知っておきたい勉強の習慣づけと中学受験への取り組み方(子どもの読解力を育てるには、センテンスで話をさせる。;静かな環境を与えるより、どんな場所でも集中できる力をつけさせる。 ほか)
終章 こんな男の子がぐんぐん伸びていく(遺伝と環境であれば、環境のほうが影響が大きい。;男の子の成長に必要なのはロールモデル。 ほか)
著者等紹介
柳沢幸雄[ヤナギサワユキオ]
1947年生まれ。東京大学名誉教授。開成中学校・高等学校校長。開成高等学校、東京大学工学部化学工学科卒業。71年、システムエンジニアとして日本ユニバック(現・日本ユニシス)に入社。74年退社後、東京大学大学院工学系研究科化学工学専攻修士・博士課程修了。ハーバード大学公衆衛生大学院准教授、併任教授(在任中ベストティーチャーに数回選ばれる)、東京大学大学院新領域創成科学研究科教授を経て2011年より現職。シックハウス症候群、化学物質過敏症研究の世界的第一人者。自身も男の子を育て、小学生から大学院生まで教えた経験を持つ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。