最新プラットフォーム戦略 マッチメイカー

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最新プラットフォーム戦略 マッチメイカー

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  • サイズ B6判/ページ数 333p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784023316508
  • NDC分類 336.1
  • Cコード C0034

出版社内容情報

今日、アリババ、ウーバー、フェイスブック、楽天など、多面的市場、プラットフォームビジネスが経済を牽引している。彼らは、Aをしたい人とBをしたい人とを結びつけるマッチメイカー。それは、昔ながらのビジネスとは異なる経済の法則で成り立っている。プラットフォームビジネスを分析した2人のエコノミストが、成功例、失敗例を挙げながら、さまざまな法則を解説する。

内容説明

本書ではアマゾン、グーグル(ユーチューブ)、マイクロソフト、アリババ、フェイスブック、ツイッターなど、おなじみの有名企業から、日本はもちろんMBAでもあまり紹介されていないショッピングモール、オープンテーブル、Mペサ、フリートカード、アップルペイ、ブライトコーブ、ネットフリックスほか数多くのプラットフォーム企業の成功事例や失敗事例を紹介している。つまり、「具体的にどのようにプラットフォーム戦略を構築するべきなのか」について解説している。これらの中にはネット企業だけでなくリアルの企業事例も含まれている。

目次

1 経済学とテクノロジー(8時に4人の席を―マッチメイカーはいかにしてレストラン予約のフリクションを取り除いたか;「とにかく多くの人にリーチ」の誤謬;ターボ化―マッチメイカーを爆発的に成長させたテクノロジー)
2 マッチメイカーの構築、起爆、運営(フリクションの戦士たち―マルチサイドプラットフォームはいかにして取引コストを発見・低減することで価値を創造するか;起爆か、不発か;長距離輸送―価格バランスが導く価値と収益 ほか)
3 創造、破壊、変革(現金の移動;行方不明;考えているより遅く・早く)

著者等紹介

エヴァンス,デヴィッド・S.[エヴァンス,デヴィッドS.] [Evans,David S.]
経済学者、ビジネスアドバイザー、起業家。独禁法関連の経済専門知識を提供するグローバルエコノミクスグループ社と、マルチサイドプラットフォーム戦略に関する助言を行うマーケットプラットフォームダイナミクス社という2つのコンサルティング会社に共同出資し、リードしてきた。また、ユニバーシティカレッジロンドンでは独占禁止法と経済学で客員教授などを務めている。これまで10冊の本を執筆、共著、編集、100以上の学術記事も書いている。シカゴ大学で、経済学の学士、修士、博士号を取得している

シュマレンジー,リチャード[シュマレンジー,リチャード] [Schmalensee,Richard]
マサチューセッツ工科大学the Howard W.Johnson Professor of Management and Economicsの名誉教授で、MITスローン経営学大学院で9年間学部長を務めた。以前には大統領評議会の経済アドバイザーのメンバーを務めたこともあり、産業組織の経済学と、政府の政策と経営戦略への適用分野において世界の主要な学者の一人である。12冊と130以上の学術論文を執筆、あるいは共著している。MITで経済学を専攻し、博士号を取得している

平野敦士カール[ヒラノアツシカール]
経営コンサルタント。株式会社ネットストラテジー代表取締役社長、社団法人プラットフォーム戦略協会代表理事。麻布中学・高校卒業、東京大学経済学部卒業。日本興業銀行、NTTドコモを経て2007年ハーバードビジネススクール准教授とコンサルティング&研修会社(株)ネットストラテジーを創業し社長に就任。米国イリノイ州生まれ。ハーバードビジネススクール招待講師、早稲田MBA非常勤講師、BBT大学教授、楽天オークション取締役、タワーレコード取締役、ドコモ・ドットコム取締役を歴任。米国・中国・韓国・シンガポール他海外での講演多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mazda

16
プラットフォーム戦略とは、モノを売るのではなく場所を売るとでもいうべきでしょうか。ウーバーは、タクシーに乗りたい人と乗せたい人をつなぐための場所を提供し、ユーチューブはビデオをみたい人と見せたい人をつなぐ場所を提供していると言えます。インターネットの普及、データベースやプログラム開発の低コスト化、無線通信技術の高速化などが、これらのサービスのバックボーンとしてあることも重要です。2020/03/06

GASHOW

5
Googleの動画サービスといえば、YouTubeだが動画ブームの時は、GoogleVIDEOというサービスがあったらしい。記憶に無いが、YouTubeは、買収されたサービスであることは覚えている。androidも買収されたサービスだ。Googleほど資本がらあって天才が集まる会社でも動画市場を自力で獲れない。Yahoo!JAPANのカカオトークもLINEに負けた。ネットワーク効果を取るため既存のサービスを派生させても成功しない。イノベーターサービスが出てきて買収されるのが多い。インスタとか。2018/12/18

nobuem

3
元々勉強目的で読み始めたし、目的は達成できたんだが、もうちょっとエキサイティングに書けるんじゃないかと。こういう時、もしサイモン・シン大先生だったらどう描いてくれるだろうかと夢想するのがここ数年の常である。2019/08/04

なべ

2
プラットフォームの存在価値について。それから、新規のサービスや企画は、粘り強さが肝要 (損切りのタイミングを傍らで気にしつつ...)。そのようなことを学んだ気がします。

Great Eagle

2
プラットフォーム企業が儲かっているし今時の先端だとは少しは知っている。しかしよく分からんし成功のストーリーがあるとも思えない。なのに日本企業はもうだめなのかと決めつけるのはけしからんように思うのは私だけだろうか2019/05/02

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