出版社内容情報
【社会科学/経済財政統計】日米が主導するTPP(環太平洋経済連携協定)の真の狙いは、世界覇権を狙う中国への牽制である。TPP交渉を担当した経済産業省の前通商政策局長が、激化する米中経済戦争の動向を分析、日本がとるべき戦略を明示する。
内容説明
TPP交渉当事者が明かす中国政府の驚愕すべき真の野望、アメリカが狙う逆襲の策略。日本が生き残る条件とは…
目次
序章 TPPから見えた米中対決と日本の命運
第1章 アジア太平洋経済圏の覇権
第2章 米中が狙う世界経済体系の建設者
第3章 TPPに対抗する中国の世界戦略
第4章 TPP交渉は、なぜ5年半もかかったのか
第5章 TPP交渉から見えた日米の実力
第6章 21世紀の経済戦争ルール
第7章 中国は世界一の大国になれるか
第8章 TPPは日本企業に損か得か
第9章 米中対決下での日本の生き残り戦略
著者等紹介
鈴木英夫[スズキヒデオ]
1958年京都府生まれ。京都大学法学部卒業。米国イェール大学大学院修士(開発経済学)、ワシントン大学ロースクール法学修士。1981年通商産業省入省。大臣官房、通商政策局、貿易局、産業政策局、機械情報産業局、中小企業庁等に勤務。英国貿易産業省上級産業アドバイザー、茨城県商工労働部長、経済産業省産業資金担当審議官、通商機構部長、防衛省取得改革担当審議官、経済産業省産業技術環境局長、通商政策局長を歴任。TPPをはじめ、経済連携協定・自由貿易協定、WTOドーハ開発ラウンドなどの9つの重要な通商交渉で、内閣官房、TPP政府対策本部の幹部として交渉全体に直接関与した。2015年退官(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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