出版社内容情報
初掲載となる美智子さまのお着物写真を豊富に収録。桔梗、菊柄など豊富な花柄、豪華な帯、人々を魅了する美智子さまコレクション。
内容説明
薔薇、木蓮、梅に藤―。大胆で艶やかな若き日々から、皇后にふさわしい豪奢な「帯あわせ」まで。皇后美智子さまに学ぶ、着物の装い。
目次
第1章 季節の花(メキシコ―薔薇が咲く訪問着;インドネシア―踊り子を魅了した技梅の訪問着;タイ―青空を映したような青地に映える椿;解説 植物の文様)
第2章 家族と過ごす和の装い(お腹の赤ちゃんを包み込むようにお召しの被布;浩宮さま 礼宮さま 紀宮さまのお着物;羽織、袴をお召しの明仁親王;弟・正田修さんの結婚式でお召しの黒留袖)
第3章 菊のお着物(インド―白上げの乱菊;パキスタン―相手国に敬意を示すようなオリエント唐草の帯)
第4章 帯の趣(尾形光琳の「燕子花図屏風」を写したダイナミックな帯;梅と桐の花が華やぎをそえる袋帯;解説 自然などの文様)
第5章 四十八茶百鼠(黒田清子さんの結婚披露宴でお召しの訪問着;いけばなを引き立てる洗練されたグレー;解説 器物などの文様)
著者等紹介
高橋泰三[タカハシタイゾウ]
昭和24年京都生まれ。(株)染の聚楽代表取締役、銀座きものギャラリー泰三店主。慶応義塾大学卒業後、着物問屋での修業を経て、皇室や正田家へ着物をつくってきた先代高橋泰三に師事。昭和62年に二代目高橋泰三を継ぐ。現在も、皇室に着物をおつくりしている。各地での講演会、執筆など日本の伝統文化を伝える活動を行う
高橋裕子[タカハシユウコ]
昭和26年生まれ。青山学院女子短期大学卒業。夫の泰三とともに、着物の世界に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。