出版社内容情報
【社会科学/政治】イラク・アフガニスタン戦争の暗部をえぐる全米ベストセラー! 統治機能を失ったイラクの治安回復という難題を背負って国防長官に就任。自らの命を犠牲にして戦地で任務につく兵士たちのために働き、信念を貫きとおした4年半の記録。
内容説明
戦場に兵士をおくったオバマ大統領は、米軍がたてた戦略を信じていなかった!イラク・アフガン戦争の暗部をえぐる全米ベストセラー!「兵士たちの国防長官」と呼ばれたロバート・ゲーツは、大統領やホワイトハウス、連邦議会やペンタゴンの官僚組織などと戦った。戦場で犠牲になる兵士をひとりでも減らし、“勝つ”ために。そして、国防長官だった日々、毎晩のように、戦死した兵士の家族にあてたお悔やみの手紙を書き続けた。本書は、戦地で任務につく兵士たちのために働き、信念を貫きとおしたゲーツ元国防長官4年半の記録である。
目次
“務め”を果たす
イラクをめぐる戦い
協力を得るための奮闘
ペンタゴンという戦場
複雑に絡まり合った世界
いい戦争、悪い戦争
いまいましい出来事との格闘
政権交代という戦争
新たな政策課題との戦い
アフガニスタンをめぐる対立
気難しい人々との闘争
ワシントンで続く戦い
イラク、アフガン、そして革命
最後の日まで戦争状態
4年半の“務め”を終えて
著者等紹介
ゲーツ,ロバート[ゲーツ,ロバート] [Gates,Robert]
元米国国防長官。1943年、カンザス州ウィチタ生まれ。ジョージタウン大学で博士号(ロシア・ソビエト史)を取得。1966年に米国中央情報局(CIA)入局。1986年にCIA副長官、1989年にジョージ・H・W・ブッシュ政権の国家安全保障問題担当次席補佐官を歴任。1991年から1993年までCIA長官を務めた。1999年からテキサスA&M大学のジョージ・ブッシュ政治・公共サービス学部で臨時学部長を務めた後、2002年から同大学の学長。2006年、米国国防長官に就任。2009年に発足したオバマ政権でも引き続き留任し、計4年半にわたり国防長官を務めた。現在、ウィリアム・アンド・メアリー大学総長
井口耕二[イノクチコウジ]
翻訳家。東京大学工学部卒、米国オハイオ州立大学大学院修士課程修了。大手石油会社勤務を経て、1998年に技術・実務翻訳者として独立
熊谷玲美[クマガイレミ]
翻訳家。東京大学大学院理学系研究科地球惑星科学専攻修士課程修了
寺町朋子[テラマチトモコ]
翻訳家。京都大学薬学部卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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