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出版社内容情報
【芸術生活/コミック劇画】若き熱血男性介護士は、生きる気力を失った認知症男性から「胃ろう」を外せるか。第40回日本漫画家協会賞大賞受賞作、2003年から講談社漫画誌で続いてきた介護漫画の金字塔「ヘルプマン!」が今年から週刊朝日に移籍、初の単行本化。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
*すずらん*
80
祖母が最期は胃瘻をした為、私にとってとても大きな問題です。生きる為の力を付ける為なら二重丸。しかし命の灯火が消えかかっている患者に施すと、ただ苦痛を与えるだけになりかねません。装置によって死に損ない行き長らえる。これは患者にとっても家族にとっても拷問に等しい筈。でも胃瘻は外す事ができます。二度と飲食ができないという烙印ではないのです。きちんと訓練をし自分の意思と力で食べ物を摂れた時、患者はきっと生きる力を取り戻します。その過程をお手伝いする事がどれだけ大切か。真の看護というのはこういう事なのだと思います。2015/08/03
むーむーさん
11
誤嚥性肺炎の原因が飲み物食べ物ではない事が大半だというけど本当かな。2016/03/19
すぱちゃん
8
老人介護漫画の金字塔「ヘルプマン!」の続編。本巻では胃ろうになった高齢者が経口食に復帰できるか?がテーマ。スタンドプレーが過ぎ、介護職からつまはじきにされた主人公百太郎。個人的に介護を請け負う仕事を開始しますが、皆怪しがって頼もうとしません。そんなさなか胃ろうの老人を持つ家族と出会います。百太郎は認知症でもあるじっちゃんを笑顔にするため、好きだったカツ丼を食べさせます。登場する仁は「介護ほどドラマチックでダイナミックで喜びや幸せが凝縮された世界はふたつとないのに、その宝を皆ドブに捨ててる」と。良き友ですね2019/08/03
ネギっ子gen
7
介護漫画の金字塔であり、第40回日本漫画家協会賞大賞も受賞している作品なのに、朝日に移ってからの凋落ぶりはどうだろう? いや、内容・質のことではない。要は、全然売れてないじゃないですか、ってこと。大規模書店にだって置いてやしない。移った直後で言えば、この移転後の第一作。読メの登録者数を見れば、期待値含め健闘しているのがわかる。なのに、直近の『取材記3』の登録者数の悲惨なこと。この漫画が、現在いかに読まれていないかという証左だ。『週刊朝日』に連載中なのに!内容はとても良いのに! 結局、販売側の問題だと思う。2020/04/03
けい
7
うるうる!頑張れ百!これからの高齢化社会しっかり考えないとね。2015/10/12
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