出版社内容情報
【芸術/写真】アサヒカメラの人気企画を別冊化。沢渡朔による葵つかさ、川上ゆうの撮り下ろしのほか、戦前に活躍した写真家・野島康三の作品、仏文学者・鹿島茂やコラムニスト・亀和田武のグラビアヌード論など、日本のヌード写真史をたどる一冊。
目次
特集 沢渡朔(アイスクリーム―葵つかさ;雨―川上ゆう;沢渡朔の欲望モノクローム―ヌードセレクション1991~アサヒカメラのグラビアから;官能のうねりに身をまかせて;沢渡朔年表;特別対談 沢渡朔×笠井爾示―女を撮ること ヌードを撮ること;葵つかさ、川上ゆう インタビュー)
Special Feature笠井爾示Stripped
戦後ヌードとアサヒカメラ
モデルFをめぐるヌード―野島康三、錦古里孝治、吉川富三
「はだか(naked)」から「裸体像(nude)」へ―昭和30年代の「エロ雑誌」に見る写真史の中の猥褻性
1970’sヌードグラフィティー
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
osakaspy
1
人気AV女優の撮り下ろしもあるけど、野島康三とか昭和初期のヌードが強烈で面白い。どう見ても素人で全然美人じゃないけど、なんか気になるモデルを複数の写真家が撮ってるんですが、撮る方も撮られるほうも力が入りっぱなしで、なんともぎこちない。当時はヌード撮影なんて背徳的だからでしょうね。これを見るだけでも価値があります2013/11/25
S_Tomo🇺🇦🇯🇵
0
写真雑誌の老舗「アサヒカメラ」のヌード写真の別冊。撮り下し作品もあるが、むしろ過去のアサヒカメラのヌード記事を中心としたヌード写真の歴史についての記述が興味深い。なお、技法的なものは一切載っていないため、そのようなものを求めるのであれば別の本がよいかと。2014/03/31
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- 和書
- 名もなき家事妖怪