インフレ時代の資産運用塾―「個別株投資」で生き抜く

電子版価格
¥1,500
  • 電子版あり

インフレ時代の資産運用塾―「個別株投資」で生き抜く

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 238p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784023312456
  • NDC分類 338.12
  • Cコード C0033

内容説明

「揺るがず、じっくり、ゆっくり」が失敗しない投資の大原則。「高値づかみ」「狼狽売り」は卒業しよう!相場に振り回されない「経済センス」の磨き方。

目次

第1講 新たなる不安定時代の到来(不安定な時代こそ注目すべき「質」;インフレ率が揺らぐと金融市場も揺らぐ;投機資金に振り回されやすくなった金融市場;「質」による選別の時代の幕開け)
第2講 インフレ襲来の構図(世界経済の成長拡大は構造的なインフレ要因;「70年代の世界インフレ」の教訓;マネタリー・インフレと新しいバブルの芽;日本はいよいよ時間との競争となってきた;インフレに備える資産防衛と積極的な財産づくり)
第3講 インフレ襲来への備え方(インフレ対策には株式投資;長期投資にかなう投資先の見つけ方;現代社会の最重要課題はエネルギー確保;貯められない電気をいかに安定供給するか;経済発展に合わせて需要が伸びている水;いかにして十分な食糧を安定的に供給するか;医療の質向上への要求は世界的に高い;生産性の向上にはロボットが欠かせない)

著者等紹介

澤上篤人[サワカミアツト]
さわかみ投信代表取締役会長。1947年、愛知県名古屋市生まれ。1973年、ジュネーブ大学付属国際問題研究所国際経済学修士課程履習。ピクテジャパン(現・ピクテ投信)代表取締役を経て、1996年にさわかみ投資顧問(現・さわかみ投信)を設立。1999年に、日本初の独立系ファンド「さわかみファンド」の運用をはじめる

平山賢一[ヒラヤマケンイチ]
1989年横浜市立大学商学部卒業、大和證券投資信託委託入社。就業しつつ、1994年青山学院大学大学院国際政治経済学研究科卒業(国際政治学修士)。1997年東京海上火災保険入社。現在は東京海上アセットマネジメント投信運用本部運用戦略部チーフファンドマネジャー兼チーフストラテジスト。年金総合研究センター(現・年金シニアプラン総合研究機構)客員研究員(2001年度、2004年度)、経済産業省産業構造審議会臨時委員(2005年)、東京工業品取引所指数運営特別委員会委員、農林水産省「農産物商品市場の機能強化に関する研究会」委員などを歴任

草刈貴弘[クサカリタカヒロ]
さわかみ投信最高投資責任者兼運用本部長兼ファンドマネジャー。東洋大学工学部建築学科卒業。舞台役者、SBIフィナンシャルショップ株式会社を経て、2008年10月にさわかみ投信に入社。2010年4月に運用調査部に異動。2013年1月より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あすなろ

1
★★★☆☆ 一言でいうと「インフレの時代がくるから、株を買って備えよう」という本です。経済には50年周期のインフレサイクルがあり、1980年のピークから30年以上経過した現在は上昇期に転換する時期に差し掛かっているという。また各国の金融緩和策で資金が大量にばら撒かれているため、強いインフレ圧力がおこるだろうという見方。さらに膨大な借金をもつ各国が意図的にインフレへ誘導して負担軽減策をとるだろうと見ています。最後に、これから迎えるであろうインフレの時代に備え、未来を見据え選別した株の購入を勧めています。2014/01/29

ozapin

0
久しぶりに読み直したが、この本は面白い、よくまとまっている。アクティブ投資といわずに個別株投資という表現を使っている。この方が、読者にはわかりやすいのかもしれない。2017/12/16

クロネコ

0
経済の歴史と今後の予想、注目される分野などについて書かれている2017/06/15

ozapin

0
東京海上アセットマネジメント投信運用本部チーフファンドマネジャー兼チーフストラテジストの平山賢一氏は、「日本には営業利益の半分を研究開発に使う ような企業がたくさん存在する。本当であれば、ROEを世界標準の15%に出来るのに、あえて8%に抑えて利益率を半分にし、研究開発にお金を使う。これ を上場企業がやっているのが日本。ドイツにも似たようなことをやっている企業があるが、大半は非上場企業。研究開発に熱心な企業に投資家が資金を投入しや すいという点でも日本の株式市場はすごく面白い」が一番印象的だった。2014/04/13

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/7607807
  • ご注意事項

最近チェックした商品