出版社内容情報
失われた20年は、日本企業の経営失敗の連続でもあった。10年間の雪印に端を発した食品偽装事件、カネボウに代表される粉飾決算事件、昨年のオリンパス、大王製紙、2012年もパナソニックやシャープなど、経営判断を誤った事例は枚挙に暇がない。失敗事例から日本企業がはまる陥穽を検証する。
内容説明
20世紀に成長・繁栄した「日本的」経営、思考は、なぜ躓いたのか?再生への道は「失敗」から学び取れる。
目次
第1章 モノづくりへのこだわりが日本の進歩を遅らせる
第2章 政府の介入が競争力を低下させる
第3章 アンチ株主資本主義が日本企業のガバナンスをぶち壊す
第4章 ルール無視が日本を狂わせる
第5章 国際性の欠如が日本企業を時代の流れから取り残す
第6章 危機意識の欠如が日本経済を滅ぼす
第7章 教育の質の低下はボディーブロー
第8章 変革への抵抗が日本を時代遅れにする
著者等紹介
植田統[ウエダオサム]
弁護士、国際経営コンサルタント。1957年生まれ。81年、東京大学法学部卒業。ダートマス大学経営大学院にてMBA取得。都市銀行勤務などを経て、企業再生専門ファームでライブドアやJALを担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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