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西洋美術史―ルネサンスから印象派、ロダン、ピカソまで

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  • サイズ B6判/ページ数 206p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784023311510
  • NDC分類 702.3
  • Cコード C0071

出版社内容情報

日本の西洋美術の殿堂、国立西洋美術館。その学芸員が、人気の印象派はじめ、ルネサンスからロダン、ピカソら現代美術までの代表的な作品を紹介し、西洋美術の潮流を社会背景を交えて解説する。青柳正規・同館館長監修。カラー口絵付き

内容説明

上野の森の一角に立つ国立西洋美術館。戦前の「松方コレクション」に始まり、営々と収蔵品を増やし、いまや中世から二〇世紀まで、途切れることのない一大コレクションに成長した。国立西洋美術館の学芸員たちが、これらの優品を中心に、西洋美術史を一望する。その「美」はいつ、どこで、どうやって生まれたのか。

目次

第1章 15~16世紀(イタリア―美術の規範の成立;ネーデルラント―北方ルネサンスの展開;ドイツ―異質なルネサンス)
第2章 17世紀(イタリア―劇的瞬間を切り取る;スペイン・フランス―絵画の隆盛;オランダ・フランドル―それぞれの黄金期)
第3章 18世紀(イタリア―人文主義の集大成と終焉;フランス・イギリス―ロココから新古典主義へ)
第4章 19世紀(ロマン主義―多様化する美;レアリスム―ありのままの現実を描く;印象派―感覚と印象の造形;ポスト印象派―個性の追求;象徴派―見えないものの可視化;フランス近代彫刻―伝統と革新)
第5章 20世紀(二〇世紀の美術―変貌する絵画)

著者等紹介

青柳正規[アオヤギマサノリ]
国立西洋美術館長。1944年生まれ。東京大学文学部卒。東京大学大学院博士課程中退。文学博士。ギリシア・ローマ考古学者。東京大学教授、同大学総合研究資料館長、同大学副学長などを経て現職。2006年紫綬褒章受章、2011年NHK放送文化賞受賞。2012年「国立デザイン美術館をつくる会」設立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

脳疣沼

2
美術は難しいね。よく分からん。その時代の流行ってのは追えたけれども、その意味するところってのは今ひとつだった。近代になるにつれて絵が意味不明になっていき、哲学の一部みたくなっていく。分からんなあ。2015/10/11

nizimasu

2
ちょうど西洋美術館の所蔵品に関する本を読んだ直後だったのでわかりやすかった。しかし、その予備知識がないとかなり難易度は高め。ある程度基本的な西洋絵画の知識がないと情報量が多いので難しいかも。でも読み進めながら思考を深めるという点ではこれほどの適書はないでしょう2013/06/02

はんげつ

1
美術の楽しみ方は脇に置いておき、美術というものが歴史上でどのような意義、位置づけのもとにあったのか、どのような発展を辿ってきたのか、といったことが年代、場所、美術的な立場に適宜分けながら年表的に説明されている。現代の眼から見れば美術とは描くのも観るのも自由なもののように思われるが、実際は各時代各場所の様々な形での制約によって作られた道の先にあるもので、思いの外諸歴史との意味のある関係を築いてきたことに歴史の楽しみがあった。芸術を学問とする意義を十分感じる読書だった。2017/10/02

micc

1
図書館で表紙だけ見て借りてきました。ロマネスク、ゴシック、ルネサンス、バロックあたりが興味の中心なので、後ろ半分しかカバーしてないんですけども手軽な厚さだったし。小さいながらも図も結構入っていて、表紙に書いてあるとおり、さらっと読める軽い読み物でした。 読み飛ばしすぎてよく理解してなかったんですけど、中で触れられている美術館名が書いてない作品はすべて西洋美術館所蔵なんですね…?カペとルノワールくらいしか見た記憶がない…。2013/06/11

Nb

0
案外現代美術も好きかもしれないということに気付かされた2025/04/27

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