出版社内容情報
日本の西洋美術の殿堂、国立西洋美術館。その学芸員が、人気の印象派はじめ、ルネサンスからロダン、ピカソら現代美術までの代表的な作品を紹介し、西洋美術の潮流を社会背景を交えて解説する。青柳正規・同館館長監修。カラー口絵付き
内容説明
上野の森の一角に立つ国立西洋美術館。戦前の「松方コレクション」に始まり、営々と収蔵品を増やし、いまや中世から二〇世紀まで、途切れることのない一大コレクションに成長した。国立西洋美術館の学芸員たちが、これらの優品を中心に、西洋美術史を一望する。その「美」はいつ、どこで、どうやって生まれたのか。
目次
第1章 15~16世紀(イタリア―美術の規範の成立;ネーデルラント―北方ルネサンスの展開;ドイツ―異質なルネサンス)
第2章 17世紀(イタリア―劇的瞬間を切り取る;スペイン・フランス―絵画の隆盛;オランダ・フランドル―それぞれの黄金期)
第3章 18世紀(イタリア―人文主義の集大成と終焉;フランス・イギリス―ロココから新古典主義へ)
第4章 19世紀(ロマン主義―多様化する美;レアリスム―ありのままの現実を描く;印象派―感覚と印象の造形;ポスト印象派―個性の追求;象徴派―見えないものの可視化;フランス近代彫刻―伝統と革新)
第5章 20世紀(二〇世紀の美術―変貌する絵画)
著者等紹介
青柳正規[アオヤギマサノリ]
国立西洋美術館長。1944年生まれ。東京大学文学部卒。東京大学大学院博士課程中退。文学博士。ギリシア・ローマ考古学者。東京大学教授、同大学総合研究資料館長、同大学副学長などを経て現職。2006年紫綬褒章受章、2011年NHK放送文化賞受賞。2012年「国立デザイン美術館をつくる会」設立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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