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考古学が解き明かす古代史―日本の始まりに迫る

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  • サイズ B6判/ページ数 223p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784023311350
  • NDC分類 210.2
  • Cコード C0021

出版社内容情報

日本はいつ、どうやって出来たのか。最新考古学の古代史の謎を解明する鍵を与える。日本列島の水田稲作のルーツに始まり、邪馬台国の卑弥呼の墓はどこにあり、国産みや国譲りの神話は史実とどう結ばれているのか、天皇はいつ現れたのか、古代日本の朝鮮半島進出の真実など、考古学と古代史に通じる著者が古代史のナゾに真摯に迫る。

内容説明

日本は、いつ、だれが、どのように形作ったのか。『魏志』倭人伝の卑弥呼の墓は、どこか。『記紀』神話に隠れた史実とは、なにか。国際情勢は日本建国にどう作用したのか。歴史の闇を考古学のメスで切り開く。

目次

第1章 クニのはじまり(クニとは何か;農耕のはじまり;鉄器と青銅器;大国主と「国造り・国護り」神話;弥生社会とその生活;ムラからクニへ;『魏志』倭人伝と倭国―卑弥呼の墓はどこに)
第2章 前方後円墳体制の確立と変遷(古墳とは何か;前方後円墳体制出現の背景;古墳時代の都とムラ;古墳時代の祭祀―“水”と“山”;ヤマト政権成立と古墳時代の変遷;中央集権への動き;群集墳と前方後円墳体制の終焉)
第3章 古代国家の成立と「日本」(隋の統一と東アジアの動向;崇仏と廃仏と飛鳥寺;聖徳太子と推古;大化の改新と天智;中大兄皇子と斉明;壬申の乱と天武・持統;中央集権国家の成立を背景にした白鳳文化;火葬と墓誌;大宝律令と古代日本の成立;飛鳥時代のおわりと「日本」のはじまり)

著者等紹介

古庄浩明[フルショウヒロアキ]
考古学者。1960年、熊本県生まれ。國學院大學文学部史学科考古学専攻卒業、法政大学大学院人文科学研究科日本史学専攻修士修了。現在、法政大学通信教育部講師、駒澤大学文学部講師、国士舘大学21世紀アジア学部講師、大妻女子大学比較文化学部講師。弥生時代から歴史考古学までの土器や社会構造の研究をすすめる。近年は中央アジア・ウズベキスタン共和国で、シルクロードの調査研究・遺跡保存も行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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のぶりん

3
古代倭、ヤマト、日本の成立がアジアの東の端の位置での大陸との関係がさらりと分かる。2017/06/07

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