出版社内容情報
量子力学とならぶ物理学の難関にして人気のテーマ、相対性理論。その発展を市民派物理学者がアインシュタインの閃きから現代まで概観するとともに、この理論をもとに、人類がエネルギーをどう消費し廃棄物がそのように生まれるかを考察し、現代の核廃棄物をふくむゴミ・環境、原子力エネルギー問題解決の糸口を提示します。
内容説明
時間の遅れや空間のゆがみなど、現実とかけ離れた理論と思われがちな相対性理論。だが、そこに現代のエネルギー・環境問題を解くカギがあった。基礎をおさらいしながら、「持続社会」構築のヒントを引き出す、まったく新しい相対性理論解説。
目次
第1章 相対性理論ってなんだろう(ニュートンへの詫び状;二つの原理から出発した相対性理論;ニュートンの時空・アインシュタインの時空 ほか)
第2章 E=mc2が語るエネルギーの本質(エネルギーと質量はたがいに転化する;質量転化率とは?;エネルギーはこうして研究された ほか)
第3章 物理学で解くエネルギー・環境問題(一般エンジンで考える資源・エネルギー・廃棄物;質量転化率とエネルギー効率;エネルギー効率の罠 ほか)
著者等紹介
広瀬立成[ヒロセタチシゲ]
1938年、愛知県生まれ。1967年、東京工業大学大学院博士課程修了。東京大学原子核研究所、ハイデルベルク大学を経て、東京都立大学教授、早稲田大学理工学総合研究センター教授等を歴任。専門は高エネルギー物理学。理学博士。東京都立大学(現首都大学東京)名誉教授。高エネルギー加速器研究機構での実験、アメリカ・ブルックヘブン国立研究所、欧州原子核研究機構との国際共同研究を推進し、多くの成果をあげる。NPO法人「町田発・ゼロ・ウェイストの会」理事長を務め、ゴミ問題に取り組む(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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