出版社内容情報
【宗教/仏教】葬式や法会で読誦されるお経は、なにを語っていて、なぜありがたいのか。般若心経や法華経、無量寿経、阿弥陀経、涅槃経など、各宗派が採用する代表的なお経をダイジェストで現代語訳し、解説。身近なお経から仏さまの教えの真髄を知る。
内容説明
お葬式や法会などで読誦されるお経は、いったい、なにを説き、どうありがたいのか。般若心経、法華経、無量寿経など、代表的なお経を現代語に抄訳し、解説。宇宙論から死生観、こころの安らぎまで、「お釈迦様の教え」の真髄を知る。
目次
第1章 お経の成立(お釈迦様の説いた教え;お経(仏典)の結集
パーリ聖典の内容構成 ほか)
第2章 仏典の伝播(シルクロードを伝わり東アジア世界へ;お経の漢語への翻訳;格義の仏教 ほか)
第3章 お経の受容あれこれ(お経の発展;呪文となったお経;経典の講説 ほか)
著者等紹介
蓑輪顕量[ミノワケンリョウ]
東京大学大学院教授。1960年、千葉県生まれ。東京大学大学院博士課程単位取得退学。博士(文学)。愛知学院大学教授を経て、現職。専門は日本の仏教、仏教思想史。1999年日本印度学仏教学会賞、2000年中村元賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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あきちゃん
6
若い頃おててのしわをあわせる会社にほんのちょっとだけ勤めていたり、本家の嫁として(!?)月数回お寺に参ったりしているのにお経の一つもわからないではいかがなものかと、気まぐれで手に取った。意外とわかりやすくておもしろかった。ほんの数行でていた羅什がとても気になるのだが・・。関連本とかあるのかしら!?2015/11/25
大竹 粋
3
それぞれの宗派と教典の関係やそもそも仏教におけるお経って「何」という素朴な質問にわかりやすく答えてくれる本。仏教の歴史とお経のことについて入門書としてとても親切ですね。お経がこんなにいろんな種類があることやそれぞれ物語である点はあるいみ聖書等とおなじようなコミュニケーション方法なのかもしれないですね。理解が深まりました。2015/01/03
悠里
1
バランスがよく、社会学的な視点からお経成立の意味を説いています。 為になりました。2014/08/08
thiha
0
お経の知識がない私でも面白く読めた。お経の名前は聞いたことがあったけど、内容までは知らなかったので大変勉強になった。2017/07/18
ホンダユウコ
0
お経にまつわる話をわかりやすくまとめてあり面白かった。2014/01/21
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