内容説明
“勝ち目のない戦い”を捨て、“致命的な失敗”を避け、最後に勝つ。
目次
序章 シミュレーションの成否を左右する「システム分析」
第1章 「戦争の技術」として生まれたシミュレーション
第2章 シミュレーションには「仮説」が欠かせない
第3章 システムの「全体像」をつかむために
第4章 「コンピューターのお告げ」に騙されてはいけない
第5章 「日本」の未来をつくる戦略
巻末付録 システム分析の活用例
著者等紹介
川島博之[カワシマヒロユキ]
東京大学大学院農学生命科学研究科准教授。1953年生まれ。1983年東京大学大学院工学系研究科博士課程単位取得のうえ退学(工学博士)。東京大学生産技術研究所助手、農林水産省農業環境技術研究所主任研究官、ロンドン大学客員研究員などを経て、現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
うめけろ
2
もっとビジネスに活かせるようなビジネス寄りの本だと思って読んだのですが、徹底的にシステム分析についての本でした。が、それはそれで面白かったです。実例がたくさんあったのが読みやすく、想像もしやすかったです。2014/05/01
しんたろう
0
☆☆☆☆☆!システム分析による戦略策定の基礎から陥りやすいワナ、悪意的に操作されたシミュレーションによるバイアスのかかった科学的分析の実態etcetc、役人や業者に騙されない為の正しいシステムリサーチ、システム分析の基礎的な部分を一般人が学ぶ最良のテキスト。実例豊富で文系人間にとって有難い本。2013/08/25
kilroy
0
★★★ ランチェスターの法則、リトルの公式、KKD(笑)歴史的背景から経済学的分析からと様々なアプローチでシステム分析のシミュレーションを記述。 文系にもわかりやすいように数式なし!面白い! 川島先生の方法論は今後仕事に使えるな~2012/12/24