出版社内容情報
消費税増税は百害あって一利なし! 景気回復と財政健全化の二兎を追う「貯蓄税」を導入せよ! 消費税の引き上げは、疲弊している消費をさらに疲弊させ、経済を萎縮させる。貯蓄税は、消費や所得(フロー)ではなく、余っている富裕層の貯蓄(ストック)に課税する。お金を使うことに罰を与える消費税とは逆で、お金を使わないことに罰を与え、消費を刺激する税制なのだ。気鋭のエコノミストの大胆提案!
内容説明
消費税増税は必要ない。富裕層の貯蓄に課税する新税制「貯蓄税」で日本は復活する。気鋭のエコノミストの大胆提案。
目次
第1章 成長なくして財政破綻回避なし
第2章 なぜ消費不況から脱却できないのか
第3章 消費税増税は危険な選択
第4章 なぜ「貯蓄税」が必要なのか
第5章 「貯蓄税」の設計図
第6章 動き出す金融資産―波及効果を考える
著者等紹介
白川浩道[シラカワヒロミチ]
クレディ・スイス証券マネージング・ディレクター、経済調査部長兼チーフ・エコノミスト。1961年東京都生まれ。1983年慶應義塾大学経済学部卒業、日本銀行入行。調査統計局、金融研究所を経て米国ワシントン大学大学院留学。帰国後、外国局を経て、1991年にOECD(経済協力開発機構、パリ)経済総局に出向。G7(主要7カ国)諸国の金融システム、金融政策の分析、北欧金融危機を担当。1994年に日銀に戻り、調査統計局グループ長、国際局調査役、金融市場局調査役を歴任、1999年に日銀を退職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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