鬼哭の島

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  • サイズ A4判/ページ数 318p/高さ 30cm
  • 商品コード 9784023309432
  • NDC分類 748
  • Cコード C0072

出版社内容情報

太平洋戦争で多くの人命が散った。太平洋の島々では兵器も食糧もなくて、指導部はどんな展望をもって戦争をしたのか。ガダルカナル、サイパン、硫黄島など15の島々を訪れて、玉砕の美名の陰で悲惨な最期をとげた兵士や庶民の無念な思いをカラーとモノクロ200点以上で描いた渾身の写真集。19人の戦争体験者の証言と、解説は歴史学者の色川大吉。鬼哭とは「浮かばれない亡魂が恨めしさに泣く」意味。

内容説明

『花嫁のアメリカ』『まぼろし国・満洲』『ヒロシマ万象』につづく日本人への問い!太平洋の島々をたどる鎮魂の旅。

目次

オアフ島(ハワイ)
コレヒドール島からミッドウェー海戦へ
ガダルカナル島(ソロモン諸島)
ラバウル(パプアニューギニア)
マダン(パプアニューギニア)
ビアク島(インドネシア)
トラック諸島(ミクロネシア連邦)
ペリリュー島・アンガウル島(パラオ共和国)
レイテ島(フィリピン)
ルソン島(フィリピン)〔ほか〕

著者等紹介

江成常夫[エナリツネオ]
1936年、神奈川県相模原市生まれ。62年3月、東京経済大学卒。同年、毎日新聞東京本社に入社、東京オリンピック、三億円強奪事件、東大紛争、沖縄返還調印などの取材に当たり、74年、フリーに。主な写真集:『ニューヨークの百家族』(1976年・平凡社・第27回日本写真協会新人賞)、『花嫁のアメリカ』(80年・『アサヒカメラ』別冊、朝日新聞社・第6回木村伊兵衞写真賞)、『百肖像』(84年・毎日新聞社・第4回土門拳賞)、『まぼろし国・満洲』(95年・新潮社・第37回毎日芸術賞)、『花嫁のアメリカ 歳月の風景―1978‐1998』(2000年・集英社・第50回日本写真協会年度賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

金吾

16
一つ一つの記録に見入ってしまいました。国のリーダーたちも見たほうがいいのではと思います。モンテンルパが特に印象にあります。2024/08/11

ひろただでござる

2
日本に戻してくれと訴えかけられているようで胸がつまる。2011/09/24

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