がんの「苦痛」をとる治療

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  • サイズ B6判/ページ数 303p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784023309210
  • NDC分類 494.5
  • Cコード C0047

出版社内容情報

【自然科学/医学】がんには、身体の痛み、抗がん剤の副作用、手術の合併症、不安や気持ちの落ち込みなど、様々な「苦痛」があるが、最近は、そうした苦痛をとりながらおこなう治療法が進歩している。医療ライター2人がこうした治療現場の最前線を取材する。

内容説明

がんを「治す」医療だけでなく、がんの「苦痛」をとる治療の重要性はますます高まっています。本書は、「緩和ケア」に精通し、患者さんが望む“真の緩和ケア”を実践している医師たちの最新治療法を詳しく紹介しています。

目次

はじめに がんが怖いと思っている人たちへ
第1章 がんにともなう「苦痛」とは
第2章 体の「苦痛」をとる
第3章 心の「苦痛」をとる
第4章 治療の「苦痛」をとる
第5章 進行期の「苦痛」をとる
第6章 終末期の「苦痛」をとる
第7章 日本の緩和ケアの現状

著者等紹介

石井典子[イシイノリコ]
医療ライター 東京都生まれ。早稲田大学文学部卒業。書店、編集プロダクション勤務を経て、フリーランスの編集者・ライターに。タウン誌や単行本を編集・執筆。健康雑誌『毎日ライフ』で医療関係のコラムを連載したのをきっかけに、『週刊朝日』などの週刊誌や女性誌、月刊誌、新聞、ウェブサイトで健康・医療記事を担当

山内リカ[ヤマウチリカ]
医療ライター 長野県生まれ。東京経済大学短期大学部、武蔵野大学通信教育部人間関係学部人間関係学科卒業。テレビ制作会社、新聞社編集アシスタントを経て、フリーランスライターに。『週刊朝日』などの週刊誌や月刊誌、新聞、医療・看護系の専門誌、ウエブサイトで医療・健康記事を担当。医療単行本、医学事典などの編集にも携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

団塊シニア

12
がんは痛いという印象がる。しかし医療用麻薬を適切に使用すれば80~90%以上の痛みを取りのぞけるという。本書は患者の立場にたって解説してるので共感できます。2012/06/03

Shimaneko

9
週半ばに急変、緩和ケア病棟に移った義父の治療方針のオプションを探るために、あちこち移動中のナナメ読み。でも、どうやら既に時間切れの悲しい予感。モルヒネに加え今朝からステロイドの投与開始。ちょっとでも呼吸が楽になるといいのだけど。2017/07/30

ねね

7
2年前発行で少し古い情報もあるけど、多角的に基本的な話を解りやすく書いてある。なかなか良書なのではないかしら。医療者にとってはごく基本的な事が多いかなと思うけど、あらためてざっと読むのもいいかも。一般の人からも現状把握と、どんなふうに医療者に自分の思いを伝えるのがいいのかを学ぶのにいいんじゃないかなあと思います。シュミレーションは大事だよー役に立つかどうかは解らんけどね。2014/06/22

Naoko Fukumi Fujita

1
昨年、週刊文春に書評が掲載されていて購入しました。が、積読となっておりました。わかりやすくてよくまとまっています。が、手にするのは患者でも知的層とおもわれます。良書ですので、多くの患者とその家族に読んでいいただきたいと思いました。2016/07/31

まりかず

1
緩和ケアといえどもまだ苦痛というのは残っている印象がある。もっともっと患者立場でおだやかに過ごせるようになってほしいと思う。2013/01/25

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