内容説明
現在の円高は急速なドル安が原因であるが、2011年にはさらなるドル暴落が予想される。“超円高ニッポン”によるデフレ化、産業の空洞化、地方経済の停滞などを改善する施策を、今最も注目されるエコノミストが鋭く説く。
目次
第1章 なぜドルはここまで安くなっているのか
第2章 ユーロはドルの受け皿になれない
第3章 なぜドルからの逃避先に円が選ばれるのか
第4章 無極化するグローバル時代の通貨関係
第5章 円高はチャンスである
第6章 協調的分権が生む新しい日本
第7章 行政は協調的分権にどう対応するか
第8章 成熟時代の政治と政策
著者等紹介
浜矩子[ハマノリコ]
1952年生まれ。一橋大学経済学部卒業。1975年三菱総合研究所入社以後、ロンドン駐在員事務所長兼駐在エコノミスト、経済調査部部長などを経て、2002年より同志社大学大学院ビジネス研究科教授。専攻はマクロ経済分析、国際経済(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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