内容説明
「ビジネスモデル」「資金調達」「人材」―中小企業の再生に欠かせないノウハウを３つのステップにわけて解説。「何から始めればいいか」がわかる。
目次
「中小企業再生」を可能にする３つのステップ
１ 「ビジネスモデル」を練り上げる（ビジネスモデルの「競争力」をチェックする；製品・サービスの「改善点」を明らかにする；ビジネスモデルに潜む「リスク」を分析する）
２ 「資金調達」を可能にする（ビジネスモデルにもとづき「事業計画」を立てる；銀行頼りの「資本構成」を見直す；「投資家」に説明できる事業計画にする）
３ 事業計画を「実行」する（「事業推進のナビゲーター」を育成する；成長に必要な時間を買うために「Ｍ＆Ａ」する）
中小企業の成長なくして、日本経済の成長なし
著者等紹介
忽那憲治［クツナケンジ］
神戸大学大学院経営学研究科教授。１９６４年、愛媛県生まれ。１９９９年、大阪市立大学大学院経営学研究科後期博士課程修了。博士（商学）。財団法人日本証券経済研究所研究員、大阪市立大学経済研究所講師、助教授、神戸大学大学院経営学研究科助教授を経て、現職。専門は、アントレプレナーファイナンス、ビジネスプランニングとリスク分析、中小企業金融（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
TANAKANOKOUKI
1
ビジネスモデルを練り上げる、それを遂行するために資金調達、その為にも事業計画、その為にはCFO人材の獲得が必要、ということをスムーズに書いている。最後のPMIについても事例があり、非常に参考になる。 というか、自分が考えていることと合致する。中小企業にはCFO人材が不足していると常日頃実感しているが、事業計画や月次試算表から読み解く力の不足や、予実管理ができていない企業が多い。 力づけられる内容だった。2020/03/04
Yambeee
1
ベンチャーファイナンスで有名な先生だけあって、VCの考え方など、基礎中の基礎が分かりやすく書かれています。個人的には、敢えて今一度、ベンチャーと融資（銀行）の関係及びその可能性を整理したいと思ってます。2015/05/28
マイン
1
ビジネスモデル・資金調達・人材、中小企業が経営するために必要なノウハウが盛り込まれています。特にこれから起業しようという人は必読2010/07/10
ぽり
0
図書館で借りたけど、 これは買って読み返す。 今の仕事で生かせそうなことがいっぱいある。 同僚より1歩進んだ仕事が出来るかもしれない。2013/08/18
shotalow
0
勉強になる。また読み返したい。2010/05/18
