内容説明
苦と楽が入り代わり立ち代わりし、自他の作品を一歩引いたところから見つめられる―俳句を始めて七年から十年ほどの人々へ向けて、表現の深いところまで踏み込んで解説した俳句上達講座の決定版。
目次
包み込んで大きく
季語こそ一句の要
“切れ”を味わう楽しさ
微妙な休止のリズム
句会から得られるもの
叙述表現の働き
修飾する叙述語
季の移ろいを詠む
句会の現場より
歳時記を楽しむ
著者等紹介
広瀬直人[ヒロセナオト]
昭和4年、山梨県に生まれる。昭和22年、「雲母」入会。飯田蛇笏、飯田龍太に師事。のち「雲母」編集部に所属。昭和36年、「雲母」同人。昭和43年、第四回「山廬賞」受賞。平成4年、「雲母」終刊。平成5年、「白露」創刊主宰。日本文芸家協会会員
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