朝日新書<br> 22世紀の戦争論―なぜ人類は戦争を繰り返すのか

個数:
電子版価格
¥1,210
  • 電子版あり

朝日新書
22世紀の戦争論―なぜ人類は戦争を繰り返すのか

  • ウェブストアに112冊在庫がございます。(2026年08月03日 18時19分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 新書判/ページ数 360p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784022953650
  • NDC分類 391.1
  • Cコード C0231

出版社内容情報




【目次】

内容説明

ついに兵器は人類を消滅させる段階にまで達した。だが、今なお戦争は地球上からなくならない。なぜなのか?どうして破壊行為を繰り返すのか?その原因を太古の時代にまで遡り、多角的に検証する。そもそもの要因は、人間の心理・感情か?宗教・民族か?国家の宿命か?国際社会が犯しがちな失敗なのか?古今東西の歴史や最新知見に触れつつ分析する。「新時代の平和を考える一助になれば―」。国連本部で研鑽を積んだ俊英の渾身作!

目次

序章
第一章 人間の本性 愚かな人間の心理とは、何だろうか(アインシュタインからフロイトへの手紙;怒り、恐怖、不安という火種;あなたも陥る脳の罠;第二次世界大戦はヒトラーの性格のせい?)
第二章 社会の原罪 社会的アイデンティティの深奥を追う(ライオンではなく他の人より早く走るために;世界には二種類の人間しかいない;世界は神々の戦争によって創られた;八〇億人のDNA配列は、九九・九%が同じなのに)
第三章 国家の宿命 政治・経済制度の源流を探る(国家はフィクションである;カントの主張と合致しない征韓論;金まわりの良い愚か者;司馬遼太郎「魔法の森からノモンハンが…」;国家が国家でなくなる時に起こること)
第四章 国際社会の蹉跌 かくして戦争の引き金が…(ウェストファリア条約と廃藩置県;法律も警察もない世界で家族を守ろうとすると;大国は覇権国家の夢を見る;隣人は愛せない;人類は窒素と化石で殺しあう)
終章

著者等紹介

下村建太[シモムラケンタ]
1990年、東京都生まれ。上智大学卒業。米国のシンクタンク・CSIS(戦略国際問題研究所)に勤務後、衆議院議員公設第一秘書を務めた。その後、ロンドン大学大学院(SOAS・UCL)で外交国際問題修士号を公共経営修士号を取得し、国連職員としてニューヨークの国連本部の政治・平和構築局と平和活動局に勤務。現在は執筆作業に専念(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

よっち

25
なぜ人類は何千年も戦争を繰り返してきたのか。戦争の原因を「人」「社会」「国家」「国際社会」から解き明かす1冊。感情論に陥らず、データと歴史的事例で論を進める冷静さで人類史の太古から現代までを遡り、「人間は愚かだから戦争をする」で終わらせるのではなく、なぜ賢い人が判断を誤るのか、宗教や民族と戦争の関係、国家や政治・経済制度の宿命、国内政治や官僚組織、脆弱国家、大陸の覇権国家の夢、資源の偏在と分配など、構造的な要因を多角的な観点から掘り下げて、理解すれば変えうる現象と捉え直していく視点がなかなか印象的でした。2026/06/14

18
「人」「社会」「国家」「国際社会」から戦争を広く浅く論じる本。古代からの非国家社会での戦争での死亡率は10万人あたり524人であり、太平洋戦争時の日本でさえ年間死亡率は27人。非国家社会のほうが高いという結論なんだけど、「年間」死亡率だったり、文章によって%使ったり、…ちょっとなんつうか統一性なくてずるいよね。戦争の原因を宗教だけに求めるのは間違っている複合的な理由があるというのも、民族だけに求めるのは間違っていると同義だよなあとかちょいちょいつっこみたくなる。2026/08/01

ta_chanko

18
戦争の原因は何か。人間の本性(暴力性)・感情(不安や恐怖)・認知バイアス・指導者の個人的資質・社会の競争原理・敵か味方か・宗教・民族・国家とナショナリズム・資本主義・国内政治と官僚組織・インテリジェンス・主権国家体制・覇権国家の存在(トゥキディデスの罠)・領土・資源...。さまざまな要因から、紛争や戦争の原因に迫る壮大かつ意欲的な著作。主権国家が並存する国際社会はアナーキー。結局「暴力の独占」が実現した内部でしか、暴力的な争いは止められない。暴力・武力に頼らずに平和を実現することは難しい。2026/06/16

日の光と暁の藍

10
なぜ戦争は起きるのか?という問いに対して、人間性、社会、国家、国際社会というアプローチから戦争の発生原因を論じようとする。様々な先行研究から述べられていく議論は、思考の枠組みを提供してくれているようで、戦争というものを考えるきっかけとなる一冊だと思う。ただし、先行研究をなぞるだけで著者独自の視点に欠けている点も否めなかった。それを抜きにしても、よくまとまっていると思う。人類の誕生以来の生活や、地球の大陸の成り立ちから現代の人間性や資源の存在へと繋げて議論する姿勢は大変ダイナミックさを感じて興味深かった。2026/07/18

すうさん

5
本書は未来の「22世紀の戦争論」ではなく、今までの戦争の要因を詳しく論じた本である。私は大変勉強になった。戦争の根本原因を人間の本性、社会の構造的原罪、国家の政治経済の宿命、国際社会の関係性に分けて解説した。特に最終章の人類の食糧問題と窒素、リン、カリウムについて、地政学を基に石油やコバルト、リチウムの資源問題の考察は興味深かった。未来は不測であるために歴史を深く学ぶことが大切。これは戦争も同様だ。スワヒリ語の格言「風の向きは変えられないから舵を切れ」は自身が未来を選択することに向き合えと警告する。2026/05/30

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/23244407
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ドワンゴ」にご確認ください。