朝日新書<br> 「戦後」の終焉―80年目の国家論

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朝日新書
「戦後」の終焉―80年目の国家論

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  • サイズ 新書判/ページ数 256p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784022953292
  • NDC分類 210.76
  • Cコード C0236

出版社内容情報

日本は敗戦後、国の主体「国体」は天皇から米国に変わったのだろうか。80年間、戦争はなかったものの米国への従属性は深まった。誰が「悪者」なのか? 吉田か中曽根か、小泉か安倍か、それとも……今、日本の危機とは何か。昭和史研究の第一人者・保阪と気鋭の政治学者・白井が白熱討論を繰り広げる。


【目次】

内容説明

「戦後80年」の次の時代が到来する―。日本人は何をするべきか!?米国の「属国」にした罪を負うのは、吉田茂か中曽根か、小泉、安倍晋三か?気鋭の政治学者が切り込み、昭和史研究の泰斗が激動の歴史を俯瞰して、共に解き明かす。「終わりの始まり」は現実となるのだろうか。俎上に載るのはマッカーサー、昭和天皇、田中角栄、石橋湛山ら政治家、そしてニッポンの国!

目次

第1章 戦争の時代(戦争の時代のとらえ方;第1次世界大戦と第2次世界大戦との違い ほか)
第2章 占領期、6年8カ月(マッカーサーが判断した天皇の戦争責任;「イデオロギーを離れた歴史」を見る ほか)
第3章 戦後の政治家と昭和天皇(吉田茂の過大な評価;対米従属の永久化 ほか)
第4章 戦後日本社会の何が問題なのか(戦後の教育は駄目か;日教組型・歴史教育の罪 ほか)
第5章 そして戦後は終わるのか(戦後の長期政権の共通点;小泉政権による大転換 ほか)

著者等紹介

保阪正康[ホサカマサヤス]
1939年、北海道生まれ。ノンフィクション作家。同志社大学文学部社会学科卒業。編集者を経て作家活動へ。「昭和史を語り継ぐ会」主宰。延べ4千人に及ぶ関係者の肉声を記録。第52回菊池寛賞受賞。『ナショナリズムの昭和』(和辻哲郎文化賞受賞)など多数の著者がある

白井聡[シライサトシ]
1977年、東京都生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。一橋大学大学院社会学研究科博士後期課程単位修得退学。博士(社会学)。専門は政治学・社会思想。京都精華大学国際文化学部准教授。『永続敗戦論―戦後日本の核心』で第4回いける本大賞、第35回石橋湛山賞、第12回角川財団学芸賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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へくとぱすかる

34
この8月15日ついに戦後は80年となった。というのが、そもそも正しいのか。本当は降伏文書にサインした9月2日なのでは? などなど、基本的かつ客観的な歴史上の事実をどうとらえるかで、そこに認識の違いもあれば立場の違いも見えてくる。読み進むごとに目からウロコ。歴史の常識を簡単に信じることのこわさを感じた。今の日本にとって身近な戦後という時代であっても、そこに「神話」のできる余地がある。戦前の事柄から議論は始まるが、「なめられている」という文中の言葉通り、つねにごまかされ続けている。それに気づかないことに反省。2025/09/15

funuu

7
歴史と現代の橋渡し
保阪正康の昭和史に関する深い知識と、白井聡の鋭い政治学的視点が組み合わさることで、戦後日本の歩みを歴史的文脈と現代の課題の両面から捉え直すことができました。特に、対談形式は両者の意見のぶつかり合いや補完関係を通じて、複雑なテーマを立体的に理解する手助けとなります。歴史を単なる過去の出来事としてではなく、現代日本のアイデンティティや課題にどう繋がるかを考えさせられる点が印象的でした。 
「日本は米国の属国だったのか」という問いは、戦後日本の国家像を考える上で避けられないテーマです2025/08/16

たっちゃん

1
戦後80年ということもあり気になって読んだ本であったが大変読み応えのある内容であった。保坂正康氏は言わずと知れた昭和史の大家。白井氏は内田樹氏との対談で知っていた。二人の対話は近代史を深く理解することの大切さとこれからの日本をどうしていかなければならないか?を考える上で大変参考になった。2025/09/20

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