朝日新書<br> なぜ野菜売り場は入り口にあるのか―スーパーマーケットで経済がわかる

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朝日新書
なぜ野菜売り場は入り口にあるのか―スーパーマーケットで経済がわかる

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  • サイズ 新書判/ページ数 232p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784022953155
  • NDC分類 673.8
  • Cコード C0230

出版社内容情報

コメ高騰、気候危機、人手不足、値上げ地獄、トランプ関税……スーパーは日本社会の縮図だ!売り場に潜む疑問から、日本と世界の現在を読み解く。「令和のコメ騒動はなぜ起きた?」「食料品の値上げはいつまで続く?」「半額シールを貼るタイミングはどう決まる?」「トランプ関税の家計への影響は?」「売り場が『野菜→魚→肉→牛乳→パン』の順になっている理由は?」全国2万3000店舗、110万人が働く、25兆円の成長市場を徹底解剖!買い物だけじゃもったいない、賢く生きるためのスーパーマーケット論。【目次】第1章 なぜ野菜売り場は入り口にあるのか? ――スーパーマーケットの仕組みがわかる・景気に左右されないビジネスモデル・イオンが一大勢力、専業ではライフが首位・「ゴールデンゾーン」の品揃えで店の実力がわかる・客を奥まで誘導する「マグネット戦略」・タイパ需要で売り場をアップデート ……ほか第2章「日本人の○○離れ」は本当に起きている? ――スーパーマーケットで暮らしの変化がわかる・消費の中心は50~60代・冷食市場が10年で4割近く拡大・コロナ禍の「料理疲れ」で惣菜市場が復活・コメへの支出は20年で4割減・令和のコメ騒動が起こった理由 ……ほか第3章 ドラッグストアの食品が安い理由は? ――スーパーマーケットで日本経済がわかる・小売業の低賃金、その背景・セルフレジで焦ってしまう高齢者・深刻化する地方の「買い物弱者」問題・なぜ食費の高騰は止まらないのか・高所得層はパスタ、低所得層はうどん・そばを買う ……ほか第4章 どうして余計なものまで買ってしまうのか? ――スーパーマーケットで消費者心理がわかる・客の8割が「予定していなかったもの」を買う・すべての商品で「安い」と感じさせる必要はない・2割のお得意客で利益の8割を稼ぎ出す・「無意識」に訴えるニューロマーケティング・安いだけじゃない、プライベートブランド ……ほか第5章 食の「買い負け」が安全保障リスクに? ――スーパーマーケットで世界情勢がわかる・ヴィーガン以外にも広がる「植物肉」・7割の客が「袋いりません」・資源インフレに加わった地政学リスク・ウクライナ侵攻で深刻化したエネルギー問題・トランプ関税と食料価格 ……ほか第6章 AI導入で「半額シール」が消える? ――スーパーマーケットで未来がわかる・商品読み取りから決済までスマホで完結・AIが惣菜の値引きを決める・「培養肉」は食料問題を解決するか?・終わらない「物流の2024年問題」・「店に来てもらう」ビジネスモデルの限界 ……ほか


【目次】

内容説明

「野菜→魚→肉→牛乳→パン」の順番には理由がある!売り場に潜む疑問から、暮らし、経済、世界を読み解く。「令和のコメ騒動はなぜ起きた?」「食料品の値上げはいつまで続く?」「半額シールを貼るタイミングはどう決まる?」「トランプ関税の家計への影響は?」「なぜいつも余計なものまで買ってしまうのか?」…全国2万3000店舗、110万人が働く、25兆円の成長市場を徹底解剖!買い物だけじゃもったいない、賢く生きるためのスーパーマーケット論。

目次

第1章 なぜ野菜売り場は入り口にあるのか?―スーパーマーケットの仕組みがわかる
第2章 「日本人の○○離れ」は本当に起きている?―スーパーマーケットで暮らしの変化がわかる
第3章 ドラッグストアの食品が安い理由は?―スーパーマーケットで日本経済がわかる
第4章 どうして余計なものまで買ってしまうのか?―スーパーマーケットで消費者心理がわかる
第5章 食の「買い負け」が安全保障リスクに?―スーパーマーケットで世界情勢がわかる
第6章 AI導入で「半額シール」が消える?―スーパーマーケットで未来がわかる

著者等紹介

白鳥和生[シロトリカズオ]
1967年、長野県生まれ。明治学院大学国際学部を卒業後、1990年に日本経済新聞社に入社。小売、卸、外食、食品メーカー、流通政策などを長く取材し、『日経MJ』『日本経済新聞』のデスクを歴任。その一方で、国學院大學経済学部と日本大学大学院総合社会情報研究科の非常勤講師として「マーケティング」「流通ビジネス論特講」の科目を担当。日本大学大学院で企業の社会的責任(CSR)を研究し、2020年に博士(総合社会文化)の学位を取得。2024年、流通科学大学商学部経営学科教授に着任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

ゆり

6
講義を聴いたような満足感。収入差によるお肉の消費の違いや、麺類の購入の違い(高所得層はスパゲティで、低所得層はうどんや蕎麦というのは初めて知りました)などデータとあわせた比較がとてもよかったです。スーパーの歴史や陳列の効果、PB商品、将来人員不足になることを見通してのシステムの変更など、スーパーの努力も勉強になりました。漁業関係や農家の後継者問題など、そういった問題にも踏み込んでいます。日本の輸入品は安心安全だけど、基準が厳しいゆえに輸入調達が難航しているのは今後の課題になりそうです。2025/11/24

くろう

0
読んだらいつもよりじっくり買い物をしたくなった。スーパーマーケットを中心に、暮らし、経済、世界を読み解く。何処よりも身近にあり、何よりも生活にかかせないスーパー。なんで入口に野菜があるのか、どうして冷食はあそこにあるのか、何故余計なものを買ってしまうのかなんて考えた事無かった。そして食品の問題だけでなく、物流、客の高齢化、環境問題、世界の人口増加、AI。上げればキリが無い。まさかこんなに深いテーマとは思わなかった。あと、PB品はマジで神。物価は上がる一方だけど、上手に買い物して美味しいご飯が食べたい。2025/11/22

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