朝日新書<br> 世界を変えたスパイたち―ソ連崩壊とプーチン報復の真相

個数:
電子版価格
¥999
  • 電子版あり

朝日新書
世界を変えたスパイたち―ソ連崩壊とプーチン報復の真相

  • ウェブストアに133冊在庫がございます。(2025年05月24日 17時35分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 新書判/ページ数 280p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784022953025
  • NDC分類 391.6
  • Cコード C0236

出版社内容情報

東西冷戦の終結からウクライナ侵攻までの30年余、歴史を揺るがす事件の舞台裏には常に、世界各地に網を張るスパイたちの存在があった。彼らは、どのような戦略に基づいて数々の工作を仕掛けたのか。機密文書や証言から、その隠された真相に迫る。

内容説明

世界を揺るがす事件の裏側には、必ず“スパイ”が暗躍している―。米国のレーガン政権が1982年に着手した、ソ連に対する秘密工作。ソ連崩壊でほとんどの市民は飢餓に苦しめられた。プーチン大統領はその「リバンチズム(報復主義)」で何を謀ったのか。東西冷戦の終結からウクライナ侵攻までの30年余の舞台裏には、世界各地に網を張るスパイたちの存在があった。彼らは、どのような戦略に基づいて数々の工作を仕掛けたのか。機密文書や証言から、その隠された真相に迫る。

目次

第1章 KGBスパイが仏に最高機密を漏洩
第2章 レーガンが工作を立て直す
第3章 ソ連崩壊のキーワードは「穀物」と「石油」
第4章 米露の二重スパイ摘発で暗転
第5章 モスクワ経験わずか4年弱で大統領に
第6章 プーチンはウクライナ侵攻で復讐
第7章 トランプを操るプーチン
第8章 トランプ政権が去りウクライナ侵攻へ
第9章 「ウクライナ侵攻」まで8年間の暗闘
終章 「大国間競争」と見えないスパイ戦争

著者等紹介

春名幹男[ハルナミキオ]
1946年京都市生まれ。大阪外国語大学(現大阪大学)ドイツ語学科卒。国際ジャーナリスト。共同通信社ニューヨーク支局、ワシントン支局をへて、ワシントン支局長。在米報道12年。2007年退社。07~12年名古屋大学大学院教授・同特任教授。10~17年早稲田大学大学院客員教授。1994年度ボーン・上田記念国際記者賞、2004年度日本記者クラブ賞、21年度石橋湛山記念早稲田ジャーナリズム大賞受賞。09~10年外務省『密約』問題に関する有識者委員会委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Emkay

12
冷戦期に始まり、ソ連崩壊、プーチン政権誕生、ウクライナ侵攻と継続に至るまで、40年以上に渡る米ソ/露間の見え隠れするスパイ合戦の真相を、大局的な両国関係と絡めながら炙り出す。入手可能な公の資料、報道、回顧録から記述を拾うだけでここまでの血塗られた実態が露になるという事実と、現実に著者がスパイと接する際の臨場感のある描写の両方に驚いた。スパイの存在は世界史の一つの重要なピースであると言えるのだろう。プーチンのようなスパイ的視点・経験が一般市民の運命にまで与えうる影響の大きさにやるせなさを感じた。2025/03/12

とり

3
1980年代から現在までのソ連/ロシアおよび対ソ連/ロシアのスパイ活動についてまとめている。情報源はすでに公開されているものばかりで、それらを丹念に集めて分析するとここまでわかるのか、という点が一番の驚き。トランプ再選後の言動について、イマイチ理解できなかったが、本書を読んでかなりスッキリした。トランプとロシアの関係や大統領選におけるロシアの関与について噂レベルでは知っていたが、その具体的な内容に踏み込んだ記述も本書にはある。2025/05/08

みんな本や雑誌が大好き!?

2
圧巻なのはレーガン時代の「スパイ」です。当時、ソ連が自由世界の進んだ科学技術(工作機械、半導体技術など)を盗み、利用していたのですが、ソ連が盗もうとしているそうした製品などに「手直し」(手心?)を加えて、あえて流出させたのです。 「重要なのは、製品がソ連に到着した時は『純正』の製品と見せかけるが、後になって故障する仕掛けを施す」 「いずれの製品やソフトウエアも、当初は正常に機能するが、しばらくすると故障する仕掛けになっている」 そして見事にパイプラインは爆発し大打撃を与えたとか。ドロボーはいけませんね。2025/05/21

Go Extreme

2
スパイ活動:KGB CIA 二重スパイ 情報漏洩 サイバー戦争 フェアウェル文書 フランス情報機関 米大統領選介入 偽情報作戦 情報公開戦略 国際関係:冷戦 NATO東方拡大 米露関係 中露連携 対ロ経済制裁 欧米支援体制 安全保障秩序 情報協力 軍事同盟対立 大国間競争 経済と資源:石油 天然ガス 穀物 OPECプラス 経済制裁 核兵器管理 資源依存 経済的脆弱性 技術獲得戦略 サプライチェーン プーチン政権:KGB 権力集中 復讐心 大統領就任 強権統治 愛国心扇動 情報操作 ウクライナ侵攻 国家戦略2025/03/25

ゆびわ

1
スパイの暗躍によってソ連が滅びた流れがわかりやすく書かれていた。 戦争にスパイは必須。スパイものみて面白いなあとか思ってたけど、かなりハードなことをしているなあと。 そのソ連崩壊から現代のウクライナ侵攻に繋げていかにスパイが関連してきたかという内容も興味深かった。 基本的にロシア人とアメリカン人の名前や組織名が乱立しててごちゃごちゃになってしまったので、もう少し世界史の勉強ちゃんとしとくんだったと今更ながらに後悔。しっかり再読しながらまとめたい。2025/04/29

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/22458820
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品