朝日新書<br> ルポ大阪・関西万博の深層―迷走する維新政治

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朝日新書
ルポ大阪・関西万博の深層―迷走する維新政治

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  • サイズ 新書判/ページ数 272p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784022953001
  • NDC分類 606.9
  • Cコード C0231

出版社内容情報

大阪・関西万博が2025年4月、ついに開幕する。各国パビリオンでの展示のほか、有名歌手のコンサート、大相撲、花火大会などさまざまな催しがあり、お祭りムードが醸成されるだろう。しかし、本当にそれでいいのだろうか。会場予定地での爆発騒ぎや、建設費の2度の上ぶれ、パビリオン建設の遅れなど、問題が噴出し続けた。巨額の公費をつぎ込んだからには、成果は厳しく問われるべきだ。朝日新聞取材班が万博の深層に迫った渾身のルポ。◆目次◆第1章  維新混迷第2章  膨らみ続けた経費第3章  海外パビリオン騒動第4章 夢洲が招いた危機第5章 万博への直言

内容説明

大阪・関西万博の開催に向けた動きは約12年前の政治的な出会いから始まった―時の政局から生み出された万博は、大きく迷走し、その行く末を誰も見通せなくなっている。万博開催で示せるのは「人類の英知」なのか、それとも「維新の夢の跡」か。表向きの盛り上がりだけで、その成否は判断できない。朝日新聞取材班が総力を結集し、万博の深層に迫る。

目次

第1章 維新混迷(「惨敗」の衆院選;北浜の寿司屋で ほか)
第2章 膨らみ続けた経費(「えいや」に近い形で;大屋根リング構想 ほか)
第3章 海外パビリオン騒動(見過ごされた危機;「A」が間に合わない ほか)
第4章 夢洲が招いた危機(爆発火災が残した損傷;可燃性ガスに引火 ほか)
第5章 万博への直言(ヒットを生み出すには あふれる万博愛で明かす極意;万博でもうかるのは誰か 経済波及効果を取り込む策とは ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

itokake

16
万博から帰ってきて読んだ。1970大阪万博は大成功だったのに、経済波及効果は一時的と知って驚いた。そして跡地の万博記念公園は赤字続きというのも知らなかった。今回の万博でさんざん言われていたパビリオンの建設遅れの理由も細かくレポートされていて、万博の裏事情がよくわかる。メタンガス引火のごたごたも、今から思えば、このおかげできちんと対策がされたと思う。文章が読みづらくて批判ありきというスタンスだが、万博がかかえる負の側面は忘れないようにしたい。2025/06/02

梅干を食べながら散歩をするのが好き「寝物語」

13
▼朝日新聞ネットワーク報道本部の行政担当グループ、大阪経済部、大阪社会部の担当記者が中心となって執筆した本。▼維新の指導者たちが、安倍政権をうまく巻き込みながら、万博を現実のものにしていった過程、数名の識者による現状の問題点の指摘などが記されている。▼2013年、大阪の寿司屋で湧いて出たアイデアが万博誘致の始まりだという。軽薄な話だと感じた。▼スキャンダルが続く維新の実情が万博の印象と関連づけられることは、関西のイメージダウンにも繋がる。本当にこの万博は人々の幸福に繋がるものになるのだろうと思わされた。 2025/03/20

へい

6
維新という政党の問題なのか、それ以外の要素もあったのかは分からないけれど、スピード感だけを重視したことにより、一度立ち止まって考えるということをしなかったためにどんどん思いつきでの対応となり、結果として、キメラのようなイベントになっているという印象である。民主主義を採用している国なのだから、反対の人も一定程度納得できる必要があるはずなのに、排除の方に全振りしたことにより、分断がさらに深刻になってしまったと思う。そしてそれが今回の万博のコンセプトに合致しているかという時に、疑問符しかでてこないと思った。2025/04/20

manabukimoto

4
責任者の不在、都合の良い数字の解釈、目の前の事柄の対処に終始、悲観論を徹底的に排除した曖昧な見通し。 ページを捲りながら、中公文庫の名著「失敗の本質」を思い出す。帝国陸軍のやらかしが、時空を超えて関西で蘇ったかのよう。 「いのち輝く」なんてぼんやりしたテーマで、新しい体験が出来ると本気で考えているのか? 1970年万博の丹下健三、岡本太郎、福田繁雄、亀倉雄策…。才気溢れる建築・デザインの集積。それに引き換え…。 文化を軽んじる政党が支配する街。愚かな府民が支持し続ける地域政治家たちの暴走の果て。どんより。2025/02/28

Go Extreme

2
迷走する維新政治 いのち輝く未来社会のデザイン 副首都としての成長 カジノを含む統合型リゾート 膨らみ続ける費用 海外パビリオンの建設遅れ タイプXの簡略化 独自性の確保 SDGs達成への貢献 市民の盛り上がりや関心の低さ 会場建設中の爆発事故 安全対策の強化 多様な人々に配慮した会場運営 当事者の視点の反映の遅れ 負の遺産とならないための展望 費用管理の徹底 市民の関心の喚起 一般廃棄物や汚泥の最終処分場 メタンガスの発生 災害時の避難経路の確保 建設業界の人手不足 資材価格の高騰 維新の支持率の低下2025/04/08

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