朝日新書<br> なぜ今、労働組合なのか―働く場所を整えるために必要なこと

個数:
電子版価格
¥999
  • 電子版あり

朝日新書
なぜ今、労働組合なのか―働く場所を整えるために必要なこと

  • ウェブストアに6冊在庫がございます。(2025年05月07日 15時40分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 新書判/ページ数 312p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784022952998
  • NDC分類 366.6
  • Cコード C0230

出版社内容情報

2024年春闘の賃上げ率は5%台で33年ぶりの高水準となった。だが、広がる格差や実質賃金に追いつかない賃上げなど課題は山積。若い世代や非正規雇用など労働組合とつながらない人も多い。一方、欧米では労組回帰の動きもある。働く環境をよくするために今、労組に何ができるのか。働き手、労働組合、政治のかかわりにも踏み込んだ意欲作!

内容説明

先の見通せない時代、労働組合にできることは何か。働き手を守るための社会的機能とは?2024年の春闘では賃上げ率が5%台と33年ぶりの高水準となった。「古い枠組み」と思われがちな労働組合だが、歴史的ベアに加え、「カスハラ対策」など新たな政策を生み出す力が注目されている。本来、経営者に対して弱い立場におかれる働き手が、対等な立場で賃金や働く場所のルールを議論できる仕組みが労働組合だ。だが、活動を知らない世代が増え、働き方が多様化する時代、労組とつながらない人たちは少なくない。格差拡大の今、産業の環境変化に対応できる人材育成の仕組みや、雇用のセーフティーネット構築など労組が取り組むべき課題は多い。

目次

1 日本編―現場から(職場の働きやすさをつくる―「カスハラ」の舞台裏;フリーランス・雇用されない働き方―成長産業や人手不足なのに賃金が上がらない;「職場をカスタマイズする方法」―メディアパーソナリティー小島慶子さんの場合;中小の春闘―変化のうねりは鳥取から)
2 日本編―政策提言(「官製春闘」の実態―最大の賃上げ策は労組を増やすこと?;リスキリング―スウェーデンの労使が作った枠組み;ワークルール―学校教育で広がらない「働く上での基本ルール」;外国人の相談窓口―NPOと地方連合の連携;働く人の視点を政治に生かすためには;労働組合のこれから)
3 日本編―労働組合の可能性(領域を広げる―組合員以外のために何ができるのか;労働組合を改革する;NPOとつながる意味;社会でも支えるという発想)
4 米国編―現場から(サンダース委員会―「企業の強欲とたたかう」;中間層をつくるために;ボトムアップからの改革は?―全米自動車労働組合(UAW)の変化
伝統的労組の変化―シカゴ教職員組合の「歴史的」転換点
新しい「労組」の誕生―グーグルで始まった社会運動)

著者等紹介

藤崎麻里[フジサキマリ]
1979年生まれ。朝日新聞記者。経済部、政治部などを経て、GLOBE編集部。経済部では経済産業省、エネルギー、金融、IT、総務省、連合など労働分野を担当した。一橋大学大学院社会学研究科ならでにロンドン・スクール・オブ・エコノミクス(LSE)大学院国際関係学科で修士課程を修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

最近チェックした商品