朝日新書<br> 老いの失敗学―80歳からの人生をそれなりに楽しむ

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朝日新書
老いの失敗学―80歳からの人生をそれなりに楽しむ

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  • サイズ 新書判/ページ数 216p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784022952516
  • NDC分類 159
  • Cコード C0230

出版社内容情報

「老い」と「失敗」には共通点がある。長らく「失敗」を研究してきた「失敗学」の権威が、80歳を超えて直面した現実を見つめながら実践する、「老い」に振り回されない生き方とは。老いへの対処に生かすことができる失敗学の知見を紹介。

内容説明

忌み嫌われているにもかかわらず、誰しも避けては通れない―。老いと失敗は似ている!「老いにも扱い方次第で人々を良い方向に導く面がある」「老いの問題を考える上で、当事者の話を聞くことは不可欠」「コミュニケーション力の低下が様々な問題の大きな原因になっている」など。失敗の専門家が普段から利用している「失敗学」からのヒントを、自らの「老い」を通して解説する。

目次

第1章 「老い」と「失敗」(老いは失敗と似ている;失敗学の視点で老いの問題を見て気付いたこと ほか)
第2章 「悪い老い」に気をつける(老いることで失われるもの、新たに得られるもの;失われることで見えてきた世界 ほか)
第3章 コミュニケーション力がカギになる(自動翻訳機から学んだこと;コミュニケーション力の低下が招く問題 ほか)
第4章 「老い方」は人それぞれ(老いによる問題は人によって異なる;体の衰えから私の身に起こっている様々な問題 ほか)
第5章 終わりから考える(まずくなったときの対処法をあらかじめ考える;「順演算」と「逆演算」 ほか)

著者等紹介

畑村洋太郎[ハタムラヨウタロウ]
1941年東京生まれ。東京大学工学部卒。同大学院修士課程修了。東京大学名誉教授。工学博士。専門は失敗学、創造学、知能化加工学、ナノ・マイクロ加工学。2001年より畑村創造工学研究所を主宰。02年にNPO法人「失敗学会」を、07年に「危険学プロジェクト」を立ち上げる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

91
失敗学の先生が、老齢化と失敗学の関連について語ってくれます。失敗学についての本はかなり読まさせていただきましたが、今回は高齢化社会の到来ということでそれと失敗学を関連づけています。著者の日常の生活から今まで注意しなかったことなどが気づいたり目に入ったりということで新たなことが出てくることもあるようです。私も先生より5歳若いのですが参考になりました。2024/06/22

tamami

49
読友さんのレビューを読み、積ん読本として書棚にあったのを思い出す。失敗学の権威!畑中洋太郎さんが、80歳を超えたご自分の加齢から来ると思われる大小様々な生活上の「失敗」を振り返り、原因や対処法について記したもの。失敗の奥に潜んでいる感覚器官の衰え、記憶力や体力の減退等、「老い方」は人それぞれであるとする一方で、それに対応するより広い対処法を提示し、誰もが迎える「老い」による失敗について、誰にも判りやすく伝えている。「失敗」は自分だけのことにあらず。周りの人とのコミュニケーションが大切との指摘に教えられる。2024/12/29

ネギっ子gen

49
【忌み嫌われているにもかかわらず、誰しも避けては通れない。老いと失敗は似ている!】衰えの対処に様々なツールを使うことの提案など、83歳になった“失敗学の大家”が、「老い」に振り回されない生き方のヒントを、自らの「老い」を通して解説する新書。<目を背けるより、上手に付き合う道を選ぶのが得策ではないでしょうか/失敗に「人を成長させる」という良い面があるように、老いにも扱い方次第で人々を良い方向に導く面があると考えています。たとえばそれは、多く経験によって「ものの見方や考え方が豊かになる」というものです>と。⇒2024/07/05

クリママ

42
失敗学の大家が、老いによる衰えと失敗の共通点を見据える。70歳を過ぎに老いを自覚し、80歳では身体機能(聴力、筋力…歩くのが遅くなる、視覚…二重視など)、記憶力、思考力の衰えが顕著になる。自身の体験をもとに、失敗の原因を正しく理解し、先回りして対応を考えていく。例えば、転倒。「足が信用できないなら、手でカバーする。」 著者だからこその半ば楽しみながらの理論的考察が書かれている。歳を取ればいろいろなことが億劫になり、新しいことを覚えることも困難だが、少しでも安全対策を立てておくことが大切だと気づかされた。2024/09/24

どん

7
失敗学の先生が、80歳を越えてた自分の日常生活での体験から、加齢により生じる事象が、失敗学に通じるものがあると気付き、原因や対処法をまとめたもの。 どちらも避けて通れないもの、少しフワフワ感じもあるが、分かり易い。加齢の症状を痴呆症と勘違いされてしまう可能性、高齢者の立場から、どのような状況なのか、理解するのは大切だとわかった。2025/04/06

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