朝日新書<br> 牧野富太郎の植物愛

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朝日新書
牧野富太郎の植物愛

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  • サイズ 新書判/ページ数 200p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784022952141
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0223

出版社内容情報

幕末に生まれて94年。無類の植物学者、牧野富太郎が生涯を懸けて進めた研究は、分類学と呼ばれる、多様性を可視化させる研究だ。多種多様な植物が地球上に生息することを知らしめ、物言わぬ命の豊饒さを書物に残したその存在を、植物分類学の第一人者が悠々たる筆致で照らす書き下ろし。2023年度NHK連続テレビ小説「らんまん」モデルを知るための絶好の書!第1章 牧野富太郎の誕生  誕生日が諸説ある身上/天涯孤独の一人っ子/乳母の生家での原体験/「義校」名教館で深めた学び/『本草綱目啓蒙』との邂逅 etc.  第2章 植物学開眼  生物の「多様性」を発見/頼もしきは友なり/図解を重んじる植物学へ/若旦那初の上京 /寝る間も惜しんで標本作り etc.  第3章 疾風怒濤の植物愛  郷里を捨て、岸屋を捨て/青長屋で三博士と出会う/矢田部宣言の明と暗/幻と消えたロシア行き/東京帝国大学助手に就く etc. 第4章 比類なき富太郎の植物画  精神の融合としての画作/画作以前の植物愛/完成度の高い植物画/サクラを描き、サクラで埋めよ etc.  第5章 植物愛が結実した出会い  植物の愛好家たちとの交流/何百人もの生徒を得る植物博士/『植物学講義』発刊  『植物研究雑誌』創刊 etc.  第6章 植物と心中する博士  父母におわびのよいみやげ/東京大学を辞職する/「図鑑のマキノ」の膾炙/名付け親の植物愛 etc.  終章 姿が見えない真の牧野富太郎『牧野富太郎自叙伝』は事実か否か/魅了された愛好家たち/博士を支えた博士たち etc.

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

榊原 香織

71
プライベートにはあまり触れず、さらっと書いてる。でも、最終章最後でさらっと、批判的なことも書いてる。 好きなのか嫌いなのか分からない感  英語できなかったって書いてあってビックリ。TVドラマ”らんまん”と違いすぎ2024/03/10

Ryoichi Ito

6
日本の植物分類学の元祖・牧野富太郎の生涯を後輩の植物分類学者・大場秀章東大名誉教授が綴る。家庭人としての牧野はメチャクチャな金遣いで家族を苦しめたが,本書はその面には一切触れず研究者としての牧野に焦点を絞った。牧野は1000以上の植物に命名しているが,小学校中退の彼がどのようにして英語やラテン語の論文を書いたのかが不思議だった。東大の同僚池野成一郎と三宅驥一が牧野を全面的に支援したという。東大に潜り込んだのが正解だった。「従来の牧野像には腑に落ちない部分が多かったところを正したかった」と著者は言っている。2025/03/05

オールド・ボリシェビク

6
著者は植物多様性の研究者で東大名誉教授。NHKの連続テレビ小説「らんまん」の主人公のモデル牧野富太郎の生涯を植物への愛という見地から読み解こうという試みなのだが、さすがに理科系の人なのか、どうにも記述にコクがなく、構成にドラマがなく、単調で、牧野の人間的魅力を伝えるには到らなかったような気がする。終章が「姿が見えない真の牧野富太郎」というタイトルなのだが、それじゃダメジャンという気がする。2023/05/23

takao

2
ふむ2023/07/19

小池 和明

0
朝ドラ「らんまん」にドはまりな私。1年前くらいに、朝井まかてさんの「ボタニカ」を読んで牧野富太郎先生の生涯に関心を持ちました。その後、朝ドラがあることを楽しみにしてきました。植物学そのものを専門的に知るというよりも、牧野先生の人生自体に関心があり、朝ドラが続く中、違う本を読みたいと思い、本書を読みました。「植物が好き」というだけで、学歴も金銭も関係なく突き進む、豪傑な人生。改めて凄い方です。2023/05/23

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