朝日新書<br> 「外圧」の日本史―白村江の戦い・蒙古襲来・黒船から現代まで

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朝日新書
「外圧」の日本史―白村江の戦い・蒙古襲来・黒船から現代まで

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  • サイズ 新書判/ページ数 371p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784022952073
  • NDC分類 210.18
  • Cコード C0221

出版社内容情報

遣唐使からモンゴル来襲、ペリーの黒船来航から連合国軍による占領まで、日本が岐路に立たされる時、そこにはつねに「外圧」があった──。メディアでも人気の歴史学者と気鋭の国際政治学者が、対外関係の歴史から日本の今後を展望する。

内容説明

古代から現代までの歴史を通観した時、見えてくる日本の国家的DNA。まさにいま学ぶべき教訓がここにある!命がけで海を渡った遣隋使。戦国乱世を大きく変えた鉄砲伝来。世界を驚かせた日露戦争の勝利。そしてGHQによる占領―。島国ニッポンと「外圧」の赤裸々な関係を、人気の歴史学者と気鋭の国際政治学者が読み解く!

目次

遣隋使・遣唐使―聖徳太子と朝貢外交
白村江の敗戦―原型日本の成立
モンゴルの来襲―鎌倉幕府の倒壊
鉄砲の伝来―戦国時代の終焉
朝鮮出兵―なぜ秀吉は大陸をめざしたのか
キリスト教の弾圧―鎖国の完成
ペリーの黒船―「鎖国」の終わり
ハリスと日米修好通商条約―世界に開かれた日本
日清戦争と日露戦争―東洋の盟主へ
第一次世界大戦とパリ講和会議―大国の一員として(戦前日本の頂点)
大正デモクラシーと排日の現実―脱欧入亜への契機―
大恐慌・満州事変・日中戦争―現状変更と国際政治体制への挑戦―
開戦期―真珠湾と日本の敗北―
降伏と占領期―戦後日本の原型の成立―

著者等紹介

本郷和人[ホンゴウカズト]
1960年、東京都生まれ。東京大学史料編纂所教授。東京大学卒業、同大学院人文科学研究科博士課程単位取得。博士(文学)。石井進氏、五味文彦氏に師事。専門は日本中世政治史、古文書学。『大日本史料』第五編の編纂を担当

簑原俊洋[ミノハラトシヒロ]
1971年、米国カリフォルニア州出身。神戸大学大学院法学研究科教授。認定NPO法人インド太平洋問題研究所理事長。カリフォルニア大学デイヴィス校卒、神戸大学大学院法学研究科博士後期課程修了。博士(政治学)。専門は日米関係・安全保障など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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kuukazoo

12
古代から敗戦・占領期までの日本史を国際関係から読み解くボリューミーな対談。大陸の国から適度に離れてたおかげで長いこと放っておいてもらえて割とマイペースでやってたところに時代の流れで黒船が来て、それ以来様々な「外圧」に絶えずさらされることになる。簑原氏の専門である戦前~戦後の日米関係についての話(日露戦争に勝って先進国の仲間入りをしたにもかかわらず排日移民法による人種差別は日本人にとって衝撃であり、アジア傾倒への契機となった)は興味深い。まだまだ知らないことがたくさんあるなぁと思う。2023/06/15

fseigojp

10
今回の対談パートナーの話はよく理解できた 2023/07/26

犬養三千代

9
読み応えのある一冊。簑原さんの知見が鋭くて頼もしい。本郷さんははんなりと返している。日本史の区切りを応仁の乱にするか明治維新にするかは人それぞれの見解があろう。激動期にはとんでもない天才が現れるのだと思った。白村江の戦いに始まり太平洋戦争まで楽しい読書でした。2023/09/23

オールド・ボリシェビク

6
お馴染み本郷先生とカリフォルニア出身の政治学者が対談している。遣唐使から占領時代までを「外圧」という視点から見直す。日本は外圧によってしか変わってこなかったとするのが、本郷先生の従来の主張だが、それを補強するさまざまなことが語られていて面白い。2023/02/15

市井吉平

3
途中までは例えペリー来航あたりでもあまり外圧感強めに感じなかったが、最後の現代に話題が及ぶとさすがにリアルタイムな話でもあり、外圧感は感じた。かなり意訳になるかもたが、今日本が置かれた危機を乗り越えるためにも、日本の歴史、とくに失敗から学べというところか。特に、他力本願というか現実を直視しない傾向のままではいけない!と。本郷氏はいつ本屋に行っても新刊が出てる状態だが、蓑原氏を知れたのはよかった。自分が日本の近現代史を勉強してこなかったのを痛感。2023/03/13

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