出版社内容情報
建物と住民、二つの「老い」にどう向き合えばいいのか?「朝日新聞」大人気連載、待望の書籍化!管理会社の契約打ち切り、大規模修繕費用の水増し請求、借り手がいない機械式駐車場、なり手がいない管理組合の理事…。マンションの高齢化は著しく、あちこちで問題が生じている。危機に直面しながらも、マンションというコミュニティーの再生を目指し、模索する人びとの姿を追う。<目次>第1章 管理会社「拒否」の衝撃第2章 没交渉の住民第3章 高齢化するマンション第4章 コミュニティー再生第5章 管理組合に迫る危機
内容説明
加速する二つの「高齢化」再生を目指し模索する住民の姿を追う!マンションは壮大な社会実験だ。正確な耐久年数がわからないまま分譲は進み、その帰趨は住む人に押し付けられた。だがもう限界状態で、日本のあちこちで歪みが生じている。集合住宅の“老い”をどう乗り越えていけばいいのか。「朝日新聞」大人気連載を書籍化。
目次
第1章 管理会社「拒否」の衝撃(前代未聞の「管理拒否」;配管が腐食、部屋が水浸し―「空室放置」のリスク ほか)
第2章 没交渉の住民(「もうあきらめた」元理事長の嘆き;「煙たがられている?」修繕積立金の値上げ提案の反応は ほか)
第3章 高齢化するマンション(認知症の母、マンション暮らしの高いハードル;暗に退居迫られ…認知症の妻を介護、追い詰められた夫は ほか)
第4章 コミュニティー再生(自らの「挫折」乗り越え―コミュニティー支援で起業した男性;入居時に面談?「子育てしたいと思えるマンション」を目指す ほか)
第5章 管理組合に迫る危機(どうする「機械式駐車場」―車持たない住民増、目立つ空き;機械式駐車場を持てあまし撤去、増える「平面化」 ほか)
感想・レビュー
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