朝日新書<br> どろどろのキリスト教

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朝日新書
どろどろのキリスト教

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  • サイズ 新書判/ページ数 240p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784022951991
  • NDC分類 192
  • Cコード C0216

出版社内容情報

全キリスト教史、超入門。教会誕生から21世紀現在のキリスト教までの2000年間を、50のどろどろの物語を通じて描く。キリスト教初心者でも読めるように、素朴な疑問からカルト宗教、今日的な問題まで盛り込んだ教養を高める読みものです。

内容説明

キリスト教は世界史だ。25億人信者を持つ世界最大宗教は、いつ誕生し、どのように広まったのか?前著『どろどろの聖書』では、キリスト教会が誕生するまでの2000年を描きました。本作では、教会誕生から現在までの2000年を扱いますので、この2部作で、愛憎劇を読み物として楽しみながら、現在のキリスト教を生み出した4000年にわたる全歴史の概要を、把握していただけます。

目次

第1章 初代教会の愛憎劇(新興勢力の台頭と既得権益層からの反発;派閥間の軋轢の犠牲となった最初の殉教者 ほか)
第2章 ローマ帝国で苦しむ教会の愛憎劇(皇帝たちの権力争いのもとで強まる迫害;明暗が分かれた東西皇帝の闘争の果てに ほか)
第3章 暗黒の中世教会での教皇たちの愛憎劇(相次ぐ蛮族の侵略に果敢に抵抗した教皇;蛮族の使者となった教皇は獄中で無念の死 ほか)
第4章 十字軍の混迷から宗教改革に至る愛憎劇(聖戦の名で虐殺や暴虐が行われる;熱狂と失敗をくり返す十字軍 ほか)
第5章 全世界に広がる福音宣教の愛憎劇(新天地の征服により布教も広がる;厳格な修道会の宣教師が各地で布教 ほか)

著者等紹介

清涼院流水[セイリョウインリュウスイ]
1974年、兵庫県生まれ。作家。英訳者。「The BBB(作家の英語圏進出プロジェクト)」編集長。京都大学在学中、『コズミック』(講談社)で第2回メフィスト賞を受賞。以後、著作多数。TOEICテストで満点を5回獲得。2020年7月20日に受洗し、カトリック信徒となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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チャーリブ

42
全帯の宮台真司さんの推薦文を見て面白そうだなと読みました。いわく「どんなキリスト教史の本よりも平易で偏りがない」というところは同感ですが、「今までにない奇蹟の書物」というのはちょっと褒め過ぎではないでしょうか。著者の清涼院流水さん自身がカトリック信者ということですが、特にカトリックの肩を持つことなく、むしろその「どろどろ」の黒歴史をしっかりと書いているところは好感が持てます。ユダヤ教やイスラム教も含めてエキュメニカルな視点で書かれていますが、似て非なるカルト宗教(統一なんたらとか)は一刀両断です。👏2022/12/27

Francis

14
「どろどろの聖書」の著者が書いたキリスト教史。著者はカトリックだが、洗礼を受ける前に三年間もプロテスタントにするかカトリックにするか迷われたそうでカトリックとプロテスタントの両方に公平な視点から書いている。分かりやすく、面白い。ただ、ロシア。ウクライナ戦争でロシア正教会の総主教がプーチン政権を支持していることが批判されているご時世なのだから、近世以降の正教会にもっとページを割いても良かったと思う。あとがきの清涼院さんの日本人の宗教観についての考察も面白い。2022/12/22

チサエ

9
どろどろ第2弾、キリスト教の歴史あれこれ。聖職者や教皇を次々に殺したり、聖戦という名の虐殺や暴虐をしたり、免罪符を販売しちゃったりと、闇の濃い迷走時代もあった。カトリックからプロテスタントが派生するのも納得の感がある。ちなみに私はプロテスタントのほうの信徒です。今回もおもしろかった。2023/01/11

はぎはぎ

5
実は清涼院さんの小説はあまり読んだことがない(『不思議の国のグプタ』というTOEIC小説のみ)のだが、気になって手に取ってみた。本書は『どろどろの聖書』の続編で、キリスト教成立以後のおよそ2000年について扱っている。タイトル通り、嫉妬や愛憎渦巻くエピソードは、「なるほど、こういう切り取り方もあるのね」とページを繰ってしまう。文章も平易だが好みである。エピソード以外のところは年号と簡単な説明でやや単調になるのと、駆け足なのは仕方ないか。やっぱり人間同士の関係は面白いなあ、と感じられる本である。2023/02/01

乱読家 護る会支持!

4
イエス・キリストの復活から現代までの2000年のキリスト教史をまとめたもの。 なぜか歴史の教科書には宗教はあまり書かれていないのですが、世界の歴史を動かしてきたのはやっぱり宗教なんだなぁとわかる本です。あと気候変動と科学技術(武器、道具)変化を抑えたら歴史の理解は完璧では。 西宮神社の宮司の家系に生まれながら、2020年に受洗しカトリック信者となられた著者。 キリスト者になるにあたり、カトリックに入るかプロテスタントに入るかを随分と悩まれたそうです。 なぜ、カトリックにされたのか、ぜひお聞きしたものです。2023/08/26

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