出版社内容情報
全キリスト教史、超入門。教会誕生から21世紀現在のキリスト教までの2000年間を、50のどろどろの物語を通じて描く。キリスト教初心者でも読めるように、素朴な疑問からカルト宗教、今日的な問題まで盛り込んだ教養を高める読みものです。
内容説明
キリスト教は世界史だ。25億人信者を持つ世界最大宗教は、いつ誕生し、どのように広まったのか?前著『どろどろの聖書』では、キリスト教会が誕生するまでの2000年を描きました。本作では、教会誕生から現在までの2000年を扱いますので、この2部作で、愛憎劇を読み物として楽しみながら、現在のキリスト教を生み出した4000年にわたる全歴史の概要を、把握していただけます。
目次
第1章 初代教会の愛憎劇(新興勢力の台頭と既得権益層からの反発;派閥間の軋轢の犠牲となった最初の殉教者 ほか)
第2章 ローマ帝国で苦しむ教会の愛憎劇(皇帝たちの権力争いのもとで強まる迫害;明暗が分かれた東西皇帝の闘争の果てに ほか)
第3章 暗黒の中世教会での教皇たちの愛憎劇(相次ぐ蛮族の侵略に果敢に抵抗した教皇;蛮族の使者となった教皇は獄中で無念の死 ほか)
第4章 十字軍の混迷から宗教改革に至る愛憎劇(聖戦の名で虐殺や暴虐が行われる;熱狂と失敗をくり返す十字軍 ほか)
第5章 全世界に広がる福音宣教の愛憎劇(新天地の征服により布教も広がる;厳格な修道会の宣教師が各地で布教 ほか)
著者等紹介
清涼院流水[セイリョウインリュウスイ]
1974年、兵庫県生まれ。作家。英訳者。「The BBB(作家の英語圏進出プロジェクト)」編集長。京都大学在学中、『コズミック』(講談社)で第2回メフィスト賞を受賞。以後、著作多数。TOEICテストで満点を5回獲得。2020年7月20日に受洗し、カトリック信徒となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
チャーリブ
Francis
チサエ
はぎはぎ
乱読家 護る会支持!