出版社内容情報
自粛警察やマスク警察など、コロナ禍で始まっている「1億総イライラ社会」。怒りやイライラの根底には「疲労」があると指摘するのが元自衛隊メンタル教官の著者。怒りは自分を守ろうとする強力な働きだが、現代では怒りが暴発すると人生を棒に振ることもある。怒りのメカニズムを正しく知って、うまくコントロールする術を実践的に紹介する。
内容説明
怒りは毒だと、怒らない自分を目指しても、怒りの感情はなかなか消えません。なぜなら、怒りはあなたを守ろうとする命がけの感情だからです。怒りは、いわばあなたの「警備隊長」。疲れているときほど、自分を守ろうと怒りっぽくなるのも、自然な反応です。警備隊長の言い分(怒りのメカニズム)を知り、6つのプロセスで、怒りとうまくつき合う実践的技術を教えます。
目次
はじめに 1億総イライラ社会の到来
1章 怒る自分はダメな自分?―私たちは「感情」の役割を何も知らない
2章 怒りはあなたの警備隊長―怒りの役割を正しく知る
3章 怒りの暴発を防ぐには、警備隊長をケアする―「6つのプロセス」で怒りをコントロール
4章 怒りっぽい人に疲れないために―迷惑な人への対処法
5章 夫婦、親子、職場―怒りの多発地点での実践的アドバイス
6章 抱えてしまった恨みは消せるか?―できること、できないことを見極める
おわりに ゴールは「まあ、いいか」が増えていくこと
著者等紹介
下園壮太[シモゾノソウタ]
心理カウンセラー。メンタルレスキュー協会理事長。1959年、鹿児島県生まれ。防衛大学校卒業後、陸上自衛隊入隊。陸上自衛隊初の心理教官として多くのカウンセリングを経験。その後、自衛隊の衛生隊員などにメンタルヘルス、コンバットストレス(惨事ストレス)対策を教育。「自殺・事故のアフターケアチーム」のメンバーとして約300件以上の自殺や事故のアフターケアに関わる。2015年8月定年退官。現在はメンタルレスキュー協会でクライシスカウンセリングを広めつつ講演などを実施(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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