朝日新書<br> 「檄文」の日本近現代史―二・二六から天皇退位のおことばまで

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朝日新書
「檄文」の日本近現代史―二・二六から天皇退位のおことばまで

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  • サイズ 新書判/ページ数 332p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784022951434
  • NDC分類 210.7
  • Cコード C0221

出版社内容情報

2.26事件の蹶起趣意書、三島由紀夫の「檄」など、昭和史に残る檄文に秘められた真実に迫る。象徴としてのお務めについての天皇(現上皇)陛下のおことば、亡くなった翁長前沖縄県知事の信念など、印象に残る平成のメッセージについても論じる。

内容説明

混迷を極める現代史の闇に埋もれた、「檄文」に秘められた真実とは?本書で紹介する「檄文」は、訴状、蹶起趣意書、宣言、遺書、碑文、天皇のおことばなど、さまざまである。訴えた人間の有名無名にかかわらず、そのすべてにおいて、歴史という舞台に命を賭けて自己の主張を刻み込もうとした人間たちの叫びが込められている。彼らの意図と歴史的評価の違いを鮮やかに浮かび上がらせ、新たな視点から現代史を精緻な筆致で読み解く。

目次

御聖示を賜りたく―天皇直訴事件
あかつきの共産党大弾圧―三・一五事件
満蒙はわが国の生命線―満州事変
打て、打て、打て―抗日ビラ
起って真の日本を建設せよ―五・一五事件
中国侵略を正当化―共産党員の転向
君側の奸を斬れ―二・二六事件
何というザマです―磯部浅一の獄中日記
ジャーナリスト魂の死―「他山の石」廃刊の辞
帝国の光栄を保全せむことを―開戦の詔書
出撃の前夜記す―特攻隊員の遺書
死をもって大罪を謝す―阿南陸相の自決
帝国軍人最後の抵抗―厚木航空隊事件
校長、副校長よ学園から去れ―上野学園闘争
人民政府樹立万歳―日本共産党の再建
民主天皇という名のシナリオ―天皇の人間宣言
過ちは繰返しませぬから―原水爆禁止運動
私たちは五月十九日を認めない―声なき声の会
内閣総理大臣佐藤栄作閣下―ベトナム反戦の焼身自殺
「明日のジョー」の悲しき証明―よど号事件
もののふの魂はどこへ行ったのだ―三島事件
いまさみしくってしようがない―少年の自殺
私たちは本当の情が欲しいのです―中国残留孤児
けいさつの あほども え―グリコ・森永事件
家の人、そして友達へ―“葬式ごっこ”自殺
国民とともに―新天皇の「お言葉」
「沖縄のこころ」を世界に伝えたい―翁長雄志知事の平和宣言
天皇の素朴な「人間の声」―天皇の退位についてのおことば
あとがき
文庫本あとがき
新書版あとがき
文庫版解説 半藤一利

著者等紹介

保阪正康[ホサカマサヤス]
1939年、北海道生まれ。ノンフィクション作家。同志社大学文学部社会学科卒業。編集者を経て作家活動に。「昭和史を語り継ぐ会」主宰。延べ4千人に及ぶ関係者の肉声を記録してきた。2004年、第52回菊池寛賞受賞。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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