朝日新書<br> 警察庁長官―知られざる警察トップの仕事と素顔

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朝日新書
警察庁長官―知られざる警察トップの仕事と素顔

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  • サイズ 新書判/ページ数 244p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784022951410
  • NDC分類 317.72
  • Cコード C0295

出版社内容情報

30万人の警察官を率いるトップ、警察庁長官はどんな仕事をしているのか。警視総監の仕事と何が違うのか。どのようなキャリアパスを経て長官は選ばれるのか。キャリアとノンキャリアの本当の関係とは──。國松孝次第16代長官をはじめとした4人の元長官と1人の元警視総監にロングインタビューし、知られざる警察トップの日常と修羅場に迫る。はじめに──増え続ける警察の仕事第一章 警察とその組織 ふたつの警察──警察庁と都道府県警察 警察官の階級 警察庁長官と警視総監 警察庁長官と警視総監の報酬 階級や序列と並んで重要なのは入庁年次と重大事件に遭遇したかどうか 総監の方が退任後の働き場所が増えた 警視総監を退官してからやること 国家公安委員会と警察庁 国家公安委員会の「管理」とは。第二章 警察の現在動向 犯罪も交通事故も減っている。しかし、捜査に関する仕事は増えている クレイジーハロウィーン事件 警察の本質─―第二条で縛られた組織  難しい警察法改正第三章 警察の成り立ちと警察庁長官の原型となった三人の長官 国家警察の時代 マッカーサーの警察へ 警察庁、その役割の拡張 警視総監と警察庁長官になった男──斎藤昇 総理大臣にノーと言った長官─―柏村信雄 日本のジョセフ・フーシェ──後藤田正晴 長官時代の言葉第四章 警察庁長官の仕事と資質 警察庁の仕事◎デジタルにシフトした長官 米田壯元長官(第24代長官:2013年1月25日~2015年1月22日) 経験者が語る警察庁長官の仕事 平成の犯罪激増と犯罪抑止対策 警察改革とは何か 取調べの録音・録画 初めての事件修業─―豊田商事事件 人物を見る。人物を覚える 和歌山で毒物カレー事件に遭遇 警察庁長官の一日 警察庁長官への道 警察と他省庁の似たような仕事について 今後の警察、そして我が国の問題点 法と正義の人 政治家に人事を握らせない 警察庁長官は他省庁の大臣よりも権限も予算も大きい 警察庁長官の弱点第五章 元長官たちの話―─長官になるのに必要なキャリアとは何か◎刑事畑の正統派長官 吉村博人元長官(第21代長官:2007年8月16日~2009年6月25日) なぜ警察に入ったか 修業時代 選挙違反 神奈川県警捜査二課長 警視庁捜査四課長 総会屋対策 大阪府警◎鉄人長官 田中節夫元長官(第18代長官:2000年1月11日~2002年8月1日) 警察に入ったのは? 京都府警 日本一若い警察署長 交通事故の減少 沖縄の通行方法の変更 法律の改正 警察改革 1993年と1995年に起こったこと 國松先輩と狙撃事件 警察官は現場で育つ 警察のあり方を考える◎犯罪被害者の支援を始めた男 國松孝次元長官(第16代長官:1994年7月12日~1997年3月30日) 警察庁の役割 剣道部の先輩 見習い 執行力があった時代 本富士警察署勤務時代、そして三島事件 秦野警視総監 三島由紀夫事件 土田邸小包爆発事件、あさま山荘事件 兵庫県警本部長 暴力団対策法、ドーベルマン刑事との交流 オウム事件と狙撃事件 狙撃 警察庁長官だけの仕事とは第六章 警視総監が見た警察

内容説明

警察庁長官はキャリア組の中からどのように選ばれるのか。キャリアとノンキャリアの本当の関係とは。長官の日常と最大の責務とは何か―。5人の元長官と1人の元警視総監にロングインタビューを行い、警察庁長官の仕事、警視総監の仕事との違い、警察組織の現在のあり方、問題点、未来の姿を探る。

目次

はじめに―増え続ける警察の仕事
第1章 警察とその組織
第2章 警察の現在動向
第3章 警察の成り立ちと警察庁長官の原型となった3人の長官
第4章 警察庁長官の仕事と資質
第5章 元長官たちの話―長官になるのに必要なキャリアとは何か
第6章 警視総監が見た警察庁長官
おわりに―長官の資質について

著者等紹介

野地秩嘉[ノジツネヨシ]
1957年東京都生まれ。早稲田大学商学部卒業後、出版社勤務を経てノンフィクション作家に。人物ルポルタージュをはじめ、ビジネス、食や美術、海外文化などの分野で活躍中。『TOKYOオリンピック物語』でミズノスポーツライター賞優秀賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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パトラッシュ

106
複雑で巨大な組織ほど、管理運営には細心の注意が求められる。国の治安維持を任され、人身や財産を拘束する権限が与えられた警察なら尚更だ。警察を舞台にした小説やドラマで何となく知っていても、一般人には町の交番以上はわかりにくい。そうした組織トップのインタビューを通じて、時代により変化する犯罪や求められる役割が移ろう状況に対応した警察像を模索する。特にキャリア組に様々な経験を積ませ、選抜していく人事重視の姿勢は企業経営者にも頷けよう。ただ誰もが政治の干渉排除を強調しているが、実際にどこまで貫けているか疑問も残る。2021/11/15

おいしゃん

26
タイトル通り、警察庁長官の職務や素質について触れた本だが、何より歴代長官と警視総監の、5人の大物とのインタビューが秀逸。これだけでもこの本の史料的価値は高い。2022/12/12

サケ太

26
近代警察の歴史。それは日本の警察たちが様々な事件や事故を解決するために努力を重ねてきた歴史でもある。GHQの持ち込んだ制度。それを日本に適したものに変えていく。ストーカーの犯罪化。狙撃された警察庁長官。交通事故の減少。災害への対応。警察の今までの成果がよく分かる部分もあり、細分化してきた警察業務の多さに驚かざるおえない。2021/12/23

ノンケ女医長

18
警察組織で、最も権限があり、重責にさらされ続ける役職。警察庁は、警察の法律を作る組織でもあり、頭脳の結集。その長にはどんな任務と歴史があるものなのか、過去から現在に至るまで仔細に紹介されている。警察と政権との関係にも触れられ、近代史を学び直すこともできた。「警察庁長官」という、警察組織のトップに焦点化した興味深い作品。しかし、なにより警察庁長官を務めた本人と対談できる著者が、すごいと感動した。願わくば、次作で「次長」を詳説して欲しい。2023/07/23

dinsmarkuniv

12
時折読みたくなるジャンル、警察・官僚機構モノ。プロジェクトマネジメント論、リーダーシップ論として面白く読めた。 2022/03/06

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