朝日新書<br> 女武者の日本史―卑弥呼・巴御前から会津婦女隊まで

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朝日新書
女武者の日本史―卑弥呼・巴御前から会津婦女隊まで

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  • サイズ 新書判/ページ数 288p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784022951229
  • NDC分類 281
  • Cコード C0295

出版社内容情報

女武者を言い表す言葉として、我が国には古代から「女軍」(めいくさ)という言葉がある。女王・卑弥呼から女軍部隊を率いた神武天皇、怪力で男を投げ飛ばしたとされる巴御前や弓の名手・坂額御前、200人の鉄砲部隊を率いた池田せん……「いくさは男の仕事」という思い込みも、見方を変えれば覆る。

内容説明

我が国には古代から「女軍」という言葉があり、「戦う女性」が、古くから一般的に存在していた。「戦争という行為」は、男性の“専売特許”ではなかった。神武天皇が率いた女軍部隊、大陸に大遠征軍とともに赴いた神功皇后、怪力で男を投げ飛ばした巴御前、二百人の鉄砲部隊を率いた池田せん―枚挙に暇がないほどの女武者が、日本史上に存在する。従来の日本史を覆す、我が国古来からの「男性と同格の立場で戦った古代の女性」という、根幹の精神風土から登場してきた女武者列伝である。

目次

序章 女軍という存在(「女軍としての面」を持っていた天照大神;実在した数多くの女軍たち ほか)
第1章 神話時代から古代の女軍(女王・卑弥呼(生没年未詳・弥生時代)
神武天皇の女軍部隊(生没年未詳) ほか)
第2章 武士の時代の女軍たち(1)(巴御前―最強のスーパースター女軍(生没年未詳・平安時代末期)
坂額御前―巴御前に並ぶ女軍(生没年未詳・平安時代末期から鎌倉時代初期))
第3章 武士の時代の女軍たち(2)(池田せん―二百人の女鉄砲隊を指揮(生没年未詳・戦国時代)
鶴姫―瀬戸内のジャンヌ・ダルク(一五二六?~一五四三?) ほか)
第4章 幕末動乱の中に散った女軍(中沢琴―佐幕派の女剣士(生年未詳~一九二七)
中野竹子―会津の女防衛隊長(一八四七~一八六八) ほか)
第5章 近代、封殺された女軍の魂(福田英子―東洋のジャンヌ・ダルクと呼ばれた女(一八六五~一九二七)
下田歌子―体制の側から「近代の女軍」を育てた女(一八五四~一九三六) ほか)

著者等紹介

長尾剛[ナガオタケシ]
1962年東京都生まれ。作家。東洋大学大学院文学研究科博士前期課程修了。在学中よりフリーライターとして執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ようはん

18
初めて存在を知ったりエピソードを知らない人が割と多かったので読む上では面白かった。2021/05/19

ベローチェのひととき

15
本屋さんで物色していて気になって購入した本。卑弥呼から会津婦女隊まで女軍(めいくさ)について書いてある本。読みやすく臨場感があり、引き込まれて読んだ。各々の時代で必死に生き、人生を全うした女性達が描かれていた。中でも明治時代から昭和初期にかけて女性の立場を高めようと活動していた女性達に感銘を受けました。2022/07/18

多津子

12
歴史の中で戦ってきた女性たち。戦に参加するだけでなく、後方支援や守備、地位向上など様々な戦いの形がある。いささか女性像を固定している気がする。小芝居が多いので、資料というより読み物。2022/11/20

みやしん

2
取り分け目新しい情報は無かった。逸話の解説半分ミニドラマ半分といったところ。真偽虚実はともかく、現代人は残された記述から当時を考察するしか術がなく、価値観もつい現代のフィルターを通すから当時を野蛮な時代(逆ベクトルならロマン重視傾向も)だと判断しがちになる。現代だからスポットの当たった人もいれば、エピソードにさえ残っていれば、こんにちもっと有名になった武将・女性は沢山いるだろう。2021/09/27

恵美

2
知っている人が多かったけど、勇猛な女武者のエピソードは面白かった。2021/09/14

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