出版社内容情報
高齢になるとやっかいな「老いへの不安」と「むなしい」という感情。これさえ遠ざければ日々の喜び、意欲、体調までが本来の状態に。不安や「むなしく」ならないコツはムリに「探さない」こと。何を? 「やりたいこと」「居場所」「お金」を……高齢者医療の第一人者による、ラクして元気になるヒント。
内容説明
「やりたいことがない」「お金はどうしよう」「認知症や健康が心配」―きっと大丈夫。心も体もラクになりませんか?この本は、幸せに年を重ねていく上で一番やっかいな「不安」にさよならする本です。それができれば「今日は、たのしかった」という喜び、「明日は、あれをしよう」という意欲。身体の調子までが、本来の状態に戻ってきます。高齢者専門の精神科医がやさしく解き明かします。
目次
プロローグ 「人は人、自分は自分」の幸せがかなう高齢期の素晴らしさ(老後はつらいものという幻想。心をラクにして生きたいあなたへ;不安に思うことは実際にはほとんど起きない ほか)
第1章 「老いの不安」とのつき合い方(ボケを受け入れることが幸福な老後への第一歩;認知症は大半が多幸的になる ほか)
第2章 老いを知る、受け入れる(男性が意欲を失うのはホルモンの影響;頭を使い続ければ認知症の進行が遅くなる ほか)
第3章 高齢者が生きづらい日本社会(高齢者を生きづらくする建前社会;自分より組織を優先してしまう日本人の価値観 ほか)
第4章 心をラクにして生きる方法(「勝ち負け意識」を捨てた先に真の充実感が味わえる;面白いか、面白くないかを人生の判断基準にする ほか)
著者等紹介
和田秀樹[ワダヒデキ]
1960年大阪府生まれ。東京大学医学部卒業。精神科医。国際医療福祉大学大学院教授。川崎幸病院精神科顧問。「和田秀樹こころと体のクリニック」院長。医学だけでなく受験・教育の論客でもあり、映画監督としても活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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こばまり
newman
しらたま
merci
多喜夢