出版社内容情報
シリーズ累計80万部突破、会計学習の定番教科書に「発展編」が新登場! 「一体理解法」「図解分析法」の旧版から応用テーマを集めて再編成。会計ドリルを使った新会計基準の仕組み解説や「純資産の部」の徹底解明など、「一歩上」を目指すビジネスパーソンに最適!
内容説明
「財務3表シリーズ」の応用編。ワンランク上の会計がわかる!大ベストセラー、「財務3表シリーズ」の改訂、再編成で新登場!新会計基準、企業再編、国際会計基準をやさしく解説。「純資産の部」も徹底的に深掘り!
目次
第1章 序(『新版 財務3表一体理解法』の下巻という位置づけについて)
第2章 財務3表一体理解法~新会計基準編
第3章 「純資産の部」の徹底理解
第4章 組織再編に係る会計について
第5章 国際会計基準(IFRS)と連結会計について
附章 英文会計の基礎知識
著者等紹介
國貞克則[クニサダカツノリ]
1961年岡山県生まれ。東北大学機械工学科卒業後、神戸製鋼所入社。海外プラント建設事業部、人事部、鉄鋼海外事業企画部、建設機械事業部などで業務に従事。1996年米国クレアモント大学ピーター・ドラッカー経営大学院でMBA取得。2001年ボナ・ヴィータコーポレーションを設立。日経ビジネススクールなどで公開セミナーやeラーニングの講座を担当している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あつお
16
会計初学者が読むべき本。 自分を含め会計初学者は、簿記など具体レベルから学習しようとする。それとは逆のアプローチ、大枠・抽象概念から紹介するのが本書だ。 今回新たに覚えた題材はのれん代について。M&A価格と純資産の間に乖離がある場合、それを「のれん代」として計上。人材・技術・ブランドなど、会計上は現れない概念を計上したもので、日本基準と国際会計基準では償却方法が異なる。 お金の流れを明瞭に表現する会計。複雑だが美しくまとめようとする人類の歴史が感じられる。本書を何度も読んで、知識を深めたい。2022/04/09
奈良 楓
14
【良かった】2021年2月刊。純資産の部、という私の苦手なところを会計の素人目線でわかりやすく説明してくれた本。準備金の必要な理由が分かりやすかった。2021/07/22
Francis
7
簿記二級合格後に読んだので復習を兼ねて読むことができ、面白かった。2024/07/28
ダック
6
これまでの2冊に比べてなかなか難しかったです。ちゃんと理解できなかったという意味でもう一回読む必要がありそうです。2021/05/15
nami1022
5
発展編になると急激に難しくなった。経営者や経営コンサル、ハイレベルなM&Aアドバイザーを目指さないのであれば、一営業マンとしてはここまでの知識は必要ないかな、と思います。勉強にはなりました。2024/05/01