朝日新書<br> アパレルの終焉と再生

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朝日新書
アパレルの終焉と再生

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  • サイズ 新書判/ページ数 229p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784022951069
  • NDC分類 589.2
  • Cコード C0233

出版社内容情報

倒産・撤退・リストラ…。 産業構造や消費者の変化で苦境にあったアパレル業界は、新型コロナが息の根を止めた。このまま消えゆくのか、それとも復活するのか。ファッション・マーケティングの重鎮が、詳細にリポートし分析する。

内容説明

焦土と化したアパレル市場。絶滅か、甦生か。業界の未来を考察する!過剰に供給して過半が売れ残る「ギャンブルビジネス」は死に体だ。「ブランド神話」を創造し、メディアと連んで、消費者を煽る手法はもう通用しない。ファッションの役割が大きく変わった今、生き残りをかけた業界の実態をリポートする。

目次

プロローグ コロナで一変した生活と生計
第1章 壊滅的打撃を受けた百貨店とアパレル
第2章 百貨店はコロナ以前に終わっていた
第3章 コロナに直撃されたアパレル業界
第4章 こうしてアパレル業界は行き詰まった
第5章 コロナ後の新世界はエシカル&リサイクル
第6章 アフター・コロナの店舗販売は一変する
第7章 アパレルの販売員は使い捨てなのか
第8章 ギャンブルビジネスからスマートビジネスへ
エピローグ ファッションシステム幻想から顧客目線へ

著者等紹介

小島健輔[コジマケンスケ]
ファッション流通ストラテジスト/コンサルタント株式会社小島ファッションマーケティング代表取締役。慶應義塾大学卒業後、鈴屋、FBOに勤務した後、(株)小島ファッションマーケティングを設立。マーケティング&マーチャンダイジングからサプライ&ロジスティクス、店舗運営まで一貫して捉え、店舗とECを一体にC&Cやテザリング、ショールーミングストアやウェブルーミングストアを提唱。中長期視点の経営戦略と現場の技術革新を表裏一体に提言している。19年までにファッションビジネスの経営実務研究会SPACを主宰して業界の経営革新に注力。2016年には経済産業省のアパレル・サプライチェーン研究会委員も務めた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

みき

11
「誰がアパレルを殺すのか」「生き残るアパレル死ぬアパレル」と同じ系統の本。 アパレルの問題点を色々と知ることが出来ているが機械メーカーとかだと当たり前のことなんだけど……という印象は否めない。 ブランド代、タグ代だと思ってた価格の差異が単純に作りすぎに起因してたとかは少しショックだよね2021/01/27

カール

9
コンサル視点から書かれたアパレル業界の没落についてまとめた本になる。この本がアパレル側の人間が一体どのような感想を持つのか知りたいと思った。業界用語や横文字が多用された結果、アパレルの知識が無い人間は本全体を理解する事は難しい本になっている。私もスマホ片手に検索しながら読んだが、難解で理解はおぼつかない。ただし内容は、「筆者がアパレル業界に対して私怨を発露しているのではないのか。」と思う程の怒りを感じさせた。エピローグにてこの本の内容が極めて端的にまとめられているので、そこの部分だけは読む価値がある。2021/06/09

カエル子

4
仕事の前の予習読書。百貨店やアパレル企業に対して「言わんこっちゃない!」と叱咤(激励も含まれているかどうかは微妙)する内容。業界の内幕もいろいろ暴露してくれているので一般消費者としてはまあまあ楽しく読めるし、著者の言うとおり、コロナ禍を経て「多産多死インフレ・ファッションシステム」に訣別し、エシカルな「需給一致デフレ・サステナブルシステム」に移行する展開になれば良いけど、どうかな? 緊急事態宣言解除後、人出がすごい勢いで戻ってきているのを目の当たりにすると、そうかんたんには行かなさそう。2021/10/16

gokuri

4
業界の最先端にいる著者だけに、統計数値や流通の仕組みを図表で説明し、その歴史的な流れ、業界の本質的な課題を明らかにしていく。細かいところまではついていけないが、デパートビジネスの変貌が、高級ブランド、アパレルの購入者の価値観にあわなくなったことと相まって、実店舗での販売の採算が取れなくなったといったところかな。衣服は食べ物と同様、決してなくならないし、流行や多様なニーズがあるにも関わらず、新たなシステムが求められているのだろう。2021/01/31

Naota_t

3
#2183/★3.1/事実の羅列、批判的な書き振り、提案もないスタイルは、読んでいて不快。本書はコロナ禍のアパレル事情を記載しているため、やむを得ない部分はあるものの、ユニクロなどコロナ禍を経て強くなった点、追い風になった側面を記載していないことは違和感がある(彼はユニクロが嫌いだろうけど)。1つの文章が長く読みにくいことに加え、図で示せばいいものを、1ページ丸々数値の増減をつらつら書くなど(p76)、読み手を考えた文章になっていない点は変えた方がいいと思う。ただ、百貨店の堕落ステップに関しては私も同意。2024/11/13

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