出版社内容情報
倒産・撤退・リストラ…。 産業構造や消費者の変化で苦境にあったアパレル業界は、新型コロナが息の根を止めた。このまま消えゆくのか、それとも復活するのか。ファッション・マーケティングの重鎮が、詳細にリポートし分析する。
内容説明
焦土と化したアパレル市場。絶滅か、甦生か。業界の未来を考察する!過剰に供給して過半が売れ残る「ギャンブルビジネス」は死に体だ。「ブランド神話」を創造し、メディアと連んで、消費者を煽る手法はもう通用しない。ファッションの役割が大きく変わった今、生き残りをかけた業界の実態をリポートする。
目次
プロローグ コロナで一変した生活と生計
第1章 壊滅的打撃を受けた百貨店とアパレル
第2章 百貨店はコロナ以前に終わっていた
第3章 コロナに直撃されたアパレル業界
第4章 こうしてアパレル業界は行き詰まった
第5章 コロナ後の新世界はエシカル&リサイクル
第6章 アフター・コロナの店舗販売は一変する
第7章 アパレルの販売員は使い捨てなのか
第8章 ギャンブルビジネスからスマートビジネスへ
エピローグ ファッションシステム幻想から顧客目線へ
著者等紹介
小島健輔[コジマケンスケ]
ファッション流通ストラテジスト/コンサルタント株式会社小島ファッションマーケティング代表取締役。慶應義塾大学卒業後、鈴屋、FBOに勤務した後、(株)小島ファッションマーケティングを設立。マーケティング&マーチャンダイジングからサプライ&ロジスティクス、店舗運営まで一貫して捉え、店舗とECを一体にC&Cやテザリング、ショールーミングストアやウェブルーミングストアを提唱。中長期視点の経営戦略と現場の技術革新を表裏一体に提言している。19年までにファッションビジネスの経営実務研究会SPACを主宰して業界の経営革新に注力。2016年には経済産業省のアパレル・サプライチェーン研究会委員も務めた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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