出版社内容情報
宅配便の多くは送料無料で速く確実に届く。だが、コロナ禍でネット通販は大膨張し、荷物を運ぶトラックドライバーの労働実態は極めて過酷になっている。物流ジャーナリストの著者が運転手に同乗取材し、知られざる現場を克明に描く。
内容説明
ドライバーに同乗取材し、労働実態をつぶさに捉えた初の本格ルポルタージュ!ネット通販ビジネスは活況で、消費者が便利な生活を享受できる一方、運転手の労働条件は厳しくなっている。現場で今、何が起きているのか?長期にわたる取材で見えてきた現実とは―。
目次
第1部 トラックドライバーの現場から(長距離トラックドライバー―高齢運転手が支える業界;軽トラの一人親方―ネット通販の追い風に乗る;“アマゾン”を運ぶドライバーたち―それぞれの算盤勘定)
第2部 新型コロナとトラックドライバー(宅配便ドライバー―「働き方改革」で副業を強いられる;新型コロナと戦う最前線のドライバーたち;女性ドライバーの素顔1―早朝と深夜にパート勤務する軽トラ運転手;女性ドライバーの素顔2―“インスタ映え”する大型トレーラー運転手)
第3部 物流業界の取り組み(ドライバー不足解消に向けた処方箋;宅配便を「置き配」するギグワーカー;荷物も運ぶようになったタクシー&バスのドライバー;トラックドライバーはもう要らない?)
著者等紹介
刈屋大輔[カリヤダイスケ]
1973年生まれ。物流ジャーナリスト、青山ロジスティクス総合研究所代表。青山学院大学大学院経営学研究科博士前期課程修了。経営学修士号(MBA)。物流専門紙『輸送経済』記者、『月刊ロジスティクス・ビジネス(LOGI‐BIZ)』副編集長などを経て現職。一般社団法人フラワーリボン協会常務理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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