朝日新書<br> ルポ トラックドライバー

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朝日新書
ルポ トラックドライバー

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  • サイズ 新書判/ページ数 208p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784022951014
  • NDC分類 685.6
  • Cコード C0236

出版社内容情報

宅配便の多くは送料無料で速く確実に届く。だが、コロナ禍でネット通販は大膨張し、荷物を運ぶトラックドライバーの労働実態は極めて過酷になっている。物流ジャーナリストの著者が運転手に同乗取材し、知られざる現場を克明に描く。

内容説明

ドライバーに同乗取材し、労働実態をつぶさに捉えた初の本格ルポルタージュ!ネット通販ビジネスは活況で、消費者が便利な生活を享受できる一方、運転手の労働条件は厳しくなっている。現場で今、何が起きているのか?長期にわたる取材で見えてきた現実とは―。

目次

第1部 トラックドライバーの現場から(長距離トラックドライバー―高齢運転手が支える業界;軽トラの一人親方―ネット通販の追い風に乗る;“アマゾン”を運ぶドライバーたち―それぞれの算盤勘定)
第2部 新型コロナとトラックドライバー(宅配便ドライバー―「働き方改革」で副業を強いられる;新型コロナと戦う最前線のドライバーたち;女性ドライバーの素顔1―早朝と深夜にパート勤務する軽トラ運転手;女性ドライバーの素顔2―“インスタ映え”する大型トレーラー運転手)
第3部 物流業界の取り組み(ドライバー不足解消に向けた処方箋;宅配便を「置き配」するギグワーカー;荷物も運ぶようになったタクシー&バスのドライバー;トラックドライバーはもう要らない?)

著者等紹介

刈屋大輔[カリヤダイスケ]
1973年生まれ。物流ジャーナリスト、青山ロジスティクス総合研究所代表。青山学院大学大学院経営学研究科博士前期課程修了。経営学修士号(MBA)。物流専門紙『輸送経済』記者、『月刊ロジスティクス・ビジネス(LOGI‐BIZ)』副編集長などを経て現職。一般社団法人フラワーリボン協会常務理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

やすらぎ

130
世の中、便利になりました…どこに住んでいても、注文した物が全国各地から数日で届いてしまうのですから。便利の裏には混乱が必ずある。容易に注目できるシステムが先に構築され、振り回される運送業。トラックドライバーは過酷な労働を強いられ、明らかに処理できない量の荷物を運ぶ状況の中での新型コロナ発生…。ただでさえ人手不足の中、あらゆる物流改革に挑戦。置き配、宅配ロッカー、ドローン、連結トラックなど。大手が配達しない早朝と20時以降に配達する女性は印象的。利用者として、再配達ゼロ運動に取り組まなければ。感謝しかない…2021/02/02

kinkin

107
菅原文太主演のトラック野郎シリーズという映画があった。派手なデコトラで全国を駆け巡るという内容で運転手の男気あふれるものだった。しかし今トラックドライバーは3Kいや稼げないのKがついて4Kというらしい。この本は現在の物流の担い手でもあるトラックドライバーのルポだ。私は受け取り手の都合の良い時間や場所を追求し過ぎた感がある。そこに日本人の生真面目さが加わってとにかく時間通りではなくてはならないという運送会社の方針のもと運転手が疲弊していること。その勤務体系や課題、大手通販会社や女性ドライバーのことなど。 2020/12/18

きみたけ

75
国内物流部門の担当経理として業界の実情を勉強するためにチョイスした本。著者は青山ロジスティクス総合研究所代表で物流ジャーナリストの刈屋大輔氏。ドライバーに同乗取材し、労働実態をつぶさに捉えた本格的ルポ。新型コロナが蔓延し始めた2020年11月刊行の本。まずは過酷な労働環境の改善が急務で、若年層の社員だけでなく、女性や外国人ドライバーの登用で裾野を拡げるとともに、宅配ボックスによる置き配の普及、トラックの自動運転やドローンの活用など業界のアプローチが大事だと感じました。2024/11/23

けんとまん1007

64
トラックを中心に置きながら、今の物流全体に関することが書かれていて、考えることが多い。ここ数年の環境の変化や、それに伴う社会の変化、人々の思考の変化が絡み合っている。いかにして、人間が関わる部分を減らすか・・が、テーマの一つ。それを支えるテクノロジーの在り方と、可能性とリスクを考える。と、いろいろ考えながら読んでいると、ふと浮かんだのが、そもそも購入することの要・不要や、地産地消ということ。物の移動そのものを考えるきっかけになる。2023/03/14

びす男

41
僕たちの日常は物流に支えられている。外からは見えにくいそのエッセンシャルワーカーが、危機に瀕している■トラックの助手席で取材を重ねた骨太なルポ。貨物車を操るのは、掛け値なしに高度な作業だ。乗用車を擦った時を思い出してみるといい。あれが大事故になるのだ■物流業界は2024年から労働規制が強化され、人手不足がより鮮明になる。モノが運べなくなって困るのは、僕たちであることを忘れてはいけない■働くのは生きるため。旨みがなければ立ち去るのが当然だ。本に登場したドライバーの生活に思いを馳せることを、第一歩としたい。2023/02/27

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