朝日新書<br> 世界自然遺産やんばる―希少生物の宝庫・沖縄島北部

個数:
電子版価格
¥999
  • 電子版あり

朝日新書
世界自然遺産やんばる―希少生物の宝庫・沖縄島北部

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2025年05月22日 19時22分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 新書判/ページ数 192p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784022950758
  • NDC分類 519.819
  • Cコード C0256

出版社内容情報

沖縄本島中北部にあたるやんばるは、世界的にも珍しい湿潤な亜熱帯雨林だ。世界自然遺産に登録されることが濃厚とされている。やんばる写真の第一人者である写真家と、生物の進化理論を一般に説く手腕で名高い生物学者がタッグを組み、ユニークな生物を紹介。

内容説明

世界自然遺産へ!やんばるの希少生物の驚くべき生態とは。沖縄島北部・やんばるは世界的な希少生物の宝庫だ。固有種の多さと森の深さも世界随一。ヤンバルクイナなどの天然記念物のほか、そこにしかいない固有種や、独特の進化を遂げた生き物たちが数多く生息している。美しいビジュアルとともに、彼らの特異性の進化と生態を探る。

目次

序章 琉球列島―世界唯一の自然はこうして生まれた
第1章 固有種―「やんばる」独自の進化を遂げた生物たち
第2章 種分化―「島」の環境が生物種を増やす
第3章 擬態―生物が密集する「南」ならではの進化
第4章 サイズ変化―気温や密度が体の大きさを変える
第5章 謎解き中―「珍しさ」の理由が未解明の生物たち

著者等紹介

湊和雄[ミナトカズオ]
1959年、東京都生まれ。動物写真家。78年琉球大学入学に伴い沖縄に渡る。琉球大学大学院修士課程(昆虫学専攻)修了。同大学資料館勤務を経て、94年よりフリーランス。琉球列島の生物と環境を撮り続けている。著書多数。日本自然科学写真協会SSP副会長、日本写真家協会JPS会員

宮竹貴久[ミヤタケタカヒサ]
1962年、大阪府生まれ。岡山大学教授。琉球大学大学院修士課程(昆虫学専攻)修了。理学博士(九州大学)。沖縄県職員、ロンドン大学生物学部客員研究員を経て現職。日本生態学会宮地賞などを受賞。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kinkin

109
やんばるとは沖縄島北部のやんばる(山原)のこと。その魅力を主に生物学の視点から紹介されている。(本書より)この本を読むまで言葉は知っていたがどんな意味なのかそしてやんばる固有種が多いことを知った。ヤンバルクイナ、ヤンバルテナガコガネ、ノグチゲラ、オキナワトゲネズミ他。すでに絶滅寸前の生物もいるようだ。自然遺産の登録は確かに大切だ。しかしその保護という面では不十分なところも多いと感じた。やんばるにはこんな生き物がいる図鑑という読み方をしたが詳しい解説もあるので興味のある方はおすすめ。図書館本2021/08/14

はるま

9
普段はあまり手にしないカテゴリの本 そう先日、沖縄に行きまさしく国頭村のホテルに宿泊した時にロビーに陳列されていて思わず買い求めた なんと共著のお一人の湊さんという動物写真家の直筆サイン入りです フロントの方いわく、よくこちらにもお見えになるんですよとのこと 実に40種の鳥、昆虫、動物、植物が貴重な写真と共に解説がまるで、図鑑のように紹介されていて、有益でした そう僕もその宿泊した夜と明朝に、ヤンバルクイナに遭遇したんだよね(逃げ足も早く写真に収める余裕すらなくってね)やんばるの自然遺産大切にしたいね2024/07/16

とびを

6
図鑑読んでいるみたいだった。 ちょっとイメージと違かった。 もっと世界遺産の話になるのを期待したんだけど

noko

3
沖縄のやんばるエリアは自然が多い。国立公園にも指定されている。沖縄にしかいない固有種も沢山いる。なぜ固有種が多いのか?それは古代は、大陸の陸続きだった。切り離された後に、水面の上昇などで沖縄の殆どが水没したりを繰り返したが、やんばるだけは一度も水没しなかった。太古に大陸から来た生物が取り残され、長い時間かけて独自に進化した結果である。ヤンバルクイナ、ヤンバルテナガコガネは有名どころだが、他にも固有種がいる。オキナワトゲネズミは最も会えないだろう生物とある。夜行性で今は殆ど居ないらしい。絶滅を食い止めよう。2024/03/15

志村真幸

3
 最初に「やんばる」についての概説。それから固有種、種分化、擬態、サイズ変化、謎解き中、と5章に分けて解説されていく。ヤンバルテナガコガネ、ヤンバルクイナ、オリイオオコウモリ、ハナサキガエル、コノハチョウ、ヒメハブ、カラスバトなど40種ほどがとりあげられている。  各種につき数ページずつ。カラー写真と解説で構成してある。長年にわたって調べてきた成果が惜しみなく提供されており、貴重な一冊だ。  生息地や、実際に見かけたときの状況、ここ数十年での生息地の拡大・縮小など。未検証なデータや見込みといったのも。2024/03/07

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/15943359
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品