出版社内容情報
「死についても楽しく考えた方がいいわね」。私たちはひとり生まれ、ひとり死ぬ。常に変わりゆく。だから、いくつになってもだれかを思うことは「有り難い」奇跡──私たちは人生の最後にどう救われるか。生きる幸せ、死ぬ喜び。魂のメッセージ。
内容説明
生きる幸せ、死ぬ喜び―かけがえのないあなたへ贈る寂聴九十七歳からの「遺言」。
目次
第1章 生きることは愛すること愛することは許すこと(今でも胸が痛む一言;愛することは許すこと ほか)
第2章 「ひとり」は淋しいか(何度繰り返しても「別れ」は辛く苦しい;「面影」に語りかける ほか)
第3章 「変わる」から生きられる(すべてのものは移り変わる;明日のことはわからない ほか)
第4章 今この時を切に生きる(切に生きる;昨日と違う今日を見つける ほか)
第5章 死ぬ喜び(人間、死ぬ時が一番いい顔;孤独死は立派な死 ほか)
著者等紹介
瀬戸内寂聴[セトウチジャクチョウ]
1922年、徳島県生まれ。小説家、僧侶(天台宗権大僧正)。東京女子大学卒業。21歳で結婚し、一女をもうける。京都の出版社勤務を経て、少女小説などを執筆。57年に「女子大生・曲愛玲」で新潮同人雑誌賞を受賞、本格的に作家生活に入る。73年に得度し「晴美」から「寂聴」に改名、京都・嵯峨野に「曼陀羅山寂庵」を開く。女流文学賞、谷崎潤一郎賞、野間文芸賞、泉鏡花文学賞など受賞多数。2006年、文化勲章受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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