朝日新書<br> 大江戸の飯と酒と女

個数:
電子版価格
¥850
  • 電子版あり
  • ポイントキャンペーン

朝日新書
大江戸の飯と酒と女

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2025年05月02日 17時28分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 新書判/ページ数 240p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784022950413
  • NDC分類 383.8
  • Cコード C0295

出版社内容情報

泰平の世を謳歌する江戸は、飲食文化が花盛り! 田舎者の武士や、急増した町人たちが大いに楽しんだ。武士の食べ歩き、大食い大会の様子、ブランド酒、居酒屋の誕生、出会い茶屋での男女の密会──。日記や記録などで、100万都市の秘密を明らかにする。

内容説明

名物料理に舌鼓を打ち、ほろ酔い気分で遊郭へ。人目を忍ぶ二人が向かう先は出会い茶屋。百万都市、“百花繚乱”の舞台裏は?大江戸の武士・町人たちは、飲食文化を大いに楽しんだ。その背景には、「なるほど!」と納得する「理由」があった―。「知っているようで知らない」あの時代の暮らしの秘密を、三つの切り口で明らかにする。

目次

第1章 飯―花開く食文化の舞台裏(お上り侍の食べ歩き;独身男のための外食産業と加工食品;ブランド野菜と諸国の果物;江戸っ子が食べた魚と獣肉;身近になった菓子)
第2章 酒―幕府と居酒屋と料亭と(高価な下り酒と、地廻り酒、濁酒;盛り場の飲み食い;接待料理と酒)
第3章 女―百花繚乱、色恋の秘密(幕府公認の遊郭・吉原の素顔;非公認の遊び場・岡場所の実態;出会い茶屋の裏と表)

著者等紹介

安藤優一郎[アンドウユウイチロウ]
1965年、千葉県生まれ。歴史家。文学博士(早稲田大学)。早稲田大学教育学部卒業。同大学院文学研究科博士後期課程満期退学。主に江戸をテーマとして執筆・講演活動を展開、「JR東日本・大人の休日倶楽部」などの講師を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kinkin

108
百万都市である江戸では武士や町人が飲食文化を大いに謳歌した。その背景や実態を数々の参考文献から読み解いている本。あとがきに書かれていたのは江戸時代、鎖国を行っていたことで飲食産業が内需に貢献していたという。本書には食と酒、女の章でまとめられている。食の賞では水車という道具が蕎麦や天ぷらの普及に大いに関係していることや、清酒とにごり酒の違い、鮨の変化と酢、醤油、味噌など料理には欠かせないものの解説、吉原や岡場所、宿場の飯盛女についてなど時代劇を見たり時代小説を読む上でも面白いと感じた。図書館本2020/11/20

AICHAN

41
図書館本。「ふ~ん」という内容。私は江戸の居酒屋の詳細、特に間取りやテーブル・椅子の配置、お膳の出し方などを知りたかったのだが、そういうのには全然触れられていなかった。その他のためになる知識は豊富に得られた。2021/01/08

ワッピー

38
読み友さんの感想から。江戸時代の食と生活を読みやすく紹介。古典落語や時代小説のお供としては手ごろなボリュームで、独身男性ばかりの江戸に花開いた外食産業の話から醤油・農産物・肉・菓子といった製品の発展、酒の話から酒屋・居酒屋・料亭の分化、接待にも言及、そして避けて通れない遊郭の話から、公認の吉原と非公認の岡場所の栄枯盛衰、そして看板娘の登場と、実に多岐にわたる江戸生活誌でした。冒頭に紹介される大食い大会も実に牧歌的(大豆・醤油の部で即死者が出たことは書かれてないケド)で、花のお江戸の面白さを堪能しました。2020/11/28

reo

17
享保18年(1733年)江戸の人口調査によると、町人の数は536,380人。男女別内訳は男性340,277人、女性196,103人。となっており、男性の数が女性の倍近くで、それも独身者が多かったという。なので独身男性を当て込んだ外食産業が大流行。因みに蕎麦は落語のネタで有名だが16文、握り寿司なら一つ4文、天婦羅も4文、鰻の蒲焼き一串16文、あん餅4文、甘酒8文、汁粉16文…(1文=25円)。勤番侍の日常や、酒、醤油、油、砂糖などの消費実態。吉原での、女郎買いの値段まで、興味深い内容がてんこ盛りです😄2020/01/18

ようはん

15
食や酒は他の本で読んだ内容も多かったけど、江戸時代の遊廓に関してはあまり知らなかったので為になった。2021/04/30

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/14508662
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品