出版社内容情報
泰平の世を謳歌する江戸は、飲食文化が花盛り! 田舎者の武士や、急増した町人たちが大いに楽しんだ。武士の食べ歩き、大食い大会の様子、ブランド酒、居酒屋の誕生、出会い茶屋での男女の密会──。日記や記録などで、100万都市の秘密を明らかにする。
内容説明
名物料理に舌鼓を打ち、ほろ酔い気分で遊郭へ。人目を忍ぶ二人が向かう先は出会い茶屋。百万都市、“百花繚乱”の舞台裏は?大江戸の武士・町人たちは、飲食文化を大いに楽しんだ。その背景には、「なるほど!」と納得する「理由」があった―。「知っているようで知らない」あの時代の暮らしの秘密を、三つの切り口で明らかにする。
目次
第1章 飯―花開く食文化の舞台裏(お上り侍の食べ歩き;独身男のための外食産業と加工食品;ブランド野菜と諸国の果物;江戸っ子が食べた魚と獣肉;身近になった菓子)
第2章 酒―幕府と居酒屋と料亭と(高価な下り酒と、地廻り酒、濁酒;盛り場の飲み食い;接待料理と酒)
第3章 女―百花繚乱、色恋の秘密(幕府公認の遊郭・吉原の素顔;非公認の遊び場・岡場所の実態;出会い茶屋の裏と表)
著者等紹介
安藤優一郎[アンドウユウイチロウ]
1965年、千葉県生まれ。歴史家。文学博士(早稲田大学)。早稲田大学教育学部卒業。同大学院文学研究科博士後期課程満期退学。主に江戸をテーマとして執筆・講演活動を展開、「JR東日本・大人の休日倶楽部」などの講師を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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