出版社内容情報
定年は「後」より「前」が9割! 充実した老後生活への種蒔きとなる「プレ定年」の過ごし方を、経済コンサルタントとして人気の著者が紹介。働き方、お金、住まい、夫婦・家族・友人関係など、50歳から準備しておくべきことを紹介。「お試し地方移住」「お試し週末副業」「コミュニティづくり」といった、”リハーサル”の情報も多く収録。
内容説明
定年は、終わりではない。二度目のスタートだ!定年後の暮らしは人生の黄金期。しかし、何も用意しないまま迎えてしまったら、生活が破綻してしまう可能性だってある。元証券マンで経済コラムニストとして活躍する著者が、やっておきたい「定年活動」を解説。働き方、お金、住まい、夫婦・家族・友人関係など、50歳から準備することを、豊富な取材実例をまじえて説く。
目次
第1章 定年後「7つの勘違い」
第2章 お金の不安は「見える化」と「人脈」で解決
第3章 老後はコミュニケーションが9割
第4章 今日から始める「定活」
第5章 やっておきたい老後準備
第6章 私たちの「定年前」―6人の事例に学ぶ
著者等紹介
大江英樹[オオエヒデキ]
経済コラムニスト。専門分野はシニア層のライフプランニング、資産運用及び確定拠出年金、行動経済学等。大手証券会社で定年まで勤務した後に独立。書籍やコラム執筆のかたわら、全国で年間130回を超える講演をこなす(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mura_海竜
113
読友さんが読まれていたので、図書館で本日夜手に入る。あれれ、昨日呟いた内容がかなり入っている。目新しいところのみすくい読み。章立て、定年後「7つの間違い」、お金の不安は「見える化」と人脈、老後はコミュニケーションが9割、今日から始める「定活」、やっておきたい老後準備、私たちの「定年前」ーー6人の事例に学ぶ、の6章から構成。新書は30分くらいで読みます。続くコメントに備忘録【ネタバレ】です。2019/11/02
zag2
44
定年前後をめぐる変化に何かと不安を感じる方は多いと思う。私はすでにその変化を乗り越えた世代だが、将来への不安にこんな風に対処してみたらとアドバイスする上で、参考になる一冊。収支予測を立てることで不安を解消する。コミュニケーションの取り方。そして定活として、副業を持つ、役職定年をチャンスと捉えて定年後の準備を開始するなど、さまざまなヒントが書かれています。これはスゴいと思うほどのことは書かれていませんが、それだから実行できるのでは。2023/03/01
ごへいもち
38
概ね大企業サラリーマンだった著者の立ち位置からの観察かな。◯◯円稼げれば良いという、その数字が既に高いハードルという層のことには思い及ばないらしい2019/10/19
ロマンチッカーnao
30
最近、50歳を過ぎて会社を辞めて新しい人生を始めた知人が数人います。なんでと思いましたが、自分も50歳となり、なるほどと思うところがありました。定年まで勤め、退職金を満額もらうのは老後を考えれば大きいですが、新しい生活を始めると考えれば、60歳だと遅い。そこでこの本。今、趣味がなければ、趣味を見つけること。会社以外で人間関係を作ること。地域のコミュニティには所属しなくてもいい。コミュニケーションが9割。妻とは無理に共通の趣味を持つなど考えずに良い距離を。異性の友人を持つこと。節約はしない。コメントへ。2019/10/20
プル
29
この方の時代が違う。そして、男性向けでした。出されている例も、年金状況、利回りも違うだろう方達。残念。2019/09/02