朝日ノベルズ<br> 宇宙戦争1943

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朝日ノベルズ
宇宙戦争1943

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  • サイズ 新書判/ページ数 243p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784022739940
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0293

出版社内容情報

米海軍太平洋艦隊ハ壊滅セリ。奇襲ハ先ヲ越サレタリ――。
1941年12月8日、突如として現れた謎の兵器「三本脚」により、真珠湾の米艦隊は奇襲を受け、壊滅状態に陥った。ハワイを始め世界各地に次々と出現し、侵攻の手を伸ばす正体不明の勢力に対し、世界大戦のさなかにあった人類各国は果敢に立ち向かうが……。

予期せぬ開戦から2年、『宇宙戦争1943』では人類は圧倒的劣勢を跳ね返すことができるのか!?

架空戦記の第一人者が、戦記小説の手法で小松左京『見知らぬ明日』へのオマージュをささげる、横山信義版『宇宙戦争』の第二作。

内容説明

昭和16年、真珠湾に突如現れた謎の兵器“三本脚”。その圧倒的な力の前に米国をはじめとする列強の軍は抗する術を持たず、無残な撤退を重ねていた。英国は本土を失い、ドイツ・ソ連は首都放棄という窮地に追い込まれるが、その一方で「奇跡の脱出」を成功させた日米両国が主導して残された兵力を結集、「人類統合軍」として侵略者への反攻作戦を発動する―。日米新鋭戦艦部隊が、反撃の巨砲を撃ち鳴らす。戦記シリーズ第2弾。

著者等紹介

横山信義[ヨコヤマノブヨシ]
長野県生まれ。92年に『鋼鉄のリヴァイアサン』でデビュー。架空戦記を中心に著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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鐵太郎

7
火星人の「上陸地点」は、西半球ではモスクワ、ベルリン、ロンドンなどの大都市を中心にした地域で、東半球ではハワイ、マレー、ジャワ、フィリピン、そしてアメリカ西海岸。世界の全人類とは言わぬまでも、少なくとも強力な軍隊を持つ先進国家はすべて互いの戦いをやめ、統合軍を作ってこの脅威に対抗すべきではないか、という提案が出ます。そんなアメリカ合衆国の声に、まず手を挙げたのは国土の何割かが占拠されてしまったイギリス、そしてなんと日本。紆余曲折の末、人類は連合して火星人に対抗──できるのか。2012/07/30

Meistersinger

6
なんとか地球人類の現用兵器で撃破できそうに。中盤の人類相互不信を適当に盛り上げつつ切り上げて、統合地球軍はできました。艦砲による火星兵器撃破はカタルシス。後半部はUCなど、火星人の情報を得つつ更なる難関。しかし、ヒトラーはどこに?w2012/06/18

YS-56

4
全ての叡智と戦力を結集して、反撃開始。統合軍司令の就任演説は人類の士気を天をも衝かんばかりに高めたでしょうね。そう、ラダビノッド演説みたいに。2012/06/20

ikedama99

3
一気に読みました。人類がまとまって対抗するには・・やっぱり大変だよね。この作者らしいうまいまとめ方です。SFも書ける人だと思う。面白かった。2012/07/03

in medio tutissimus ibis.

2
全体としては面白いのだけど、さらにもっと面白くなるだろう話が全然描写されないのがつらたん。アメリカから在庫処分気味に渡されたピーキーな戦闘機が実は大当りで宇宙人相手に大戦果あげるソ連の話とか見たかったですよ僕は。艦隊戦の描写はやたら尺入ってる割に知識不足でほとんど読み飛ばしちゃうし、各国の要人はいっぱい出てくるけどどんな人高いまいち描写が薄くてわからないし。うーん、艦これでもやってたらもっともっと楽しめただろうか。負けた責任取りたくないから内ゲバが加速するのはリアル。勝利のための団結のための勝利が足りない2017/01/05

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