内容説明
弁天丸が病院船へ搬送中の生体コンテナから病原菌を植えつけられた猫猿が逃げ出し、茉莉香以外の乗組員は全員、一定期間の隔離が必要な伝染病に罹ってしまった。一カ月間海賊行為をしないと、私掠船免状が停止になる。困り果てた茉莉香は白凰女学院ヨット部のメンバーを弁天丸に乗り込ませて海賊業務を続けることにした。娘海賊軍団が宇宙で大騒ぎする、快調シリーズ第3弾。
著者等紹介
笹本祐一[ササモトユウイチ]
1963年東京に生まれる。1984年「妖精作戦」を上梓。以後、作家として活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Teruji Shinozaki
9
スペースオペラというよりコメディー? まあ面白いから、まったく問題ないのだけれども・・・ 女子高生が、コスプレして海賊って、読んでて、面白かった。2012/05/14
朧月
5
ヨット部メンバー大活躍。 SF要素がふんだんにちりばめられているライトノベル。キャラクターが女子高生主体になって、いつも以上に軽いノリに。 2巻では凄腕の海賊船乗組員がなんでもかんでもやってくれたけど、素人のメンバーを伴っての海賊活動。ストーリーとしては弁天丸紹介という感じか。 登場人物が多くて、紹介もほとんどないのが不満かなぁ。SFギミックは楽しいんだけどなぁ。2014/03/22
しょうこ
5
原作のチアキちゃんはアニメよりも怒鳴る回数が多い…。でも、ヨット部が弁天丸に乗り込む展開はすごく面白かった!ヨット部員が艦隊と追いかけっこしてるうちに、急速に上達していくのが楽しかったです!アニメでは隔離から解放された弁天丸正規乗組員との会話があるといいなぁ~2012/04/26
OTIUM
5
この巻は笑った。SF要素よりもエンターテインメント要素が満載です。もしこの話が女子高生ではなく、男子校生がメインだったら冒険友情活劇になりそう。萌えが無くなってもわくわく感は増して良い子供の読物になりそう。主人公をもう少し活躍させてくれると良いのですが。2012/03/18
ドル箱
5
さてと、2巻から続きで3巻読みました。これはスペースオペラと言うより、スペースエンターテイメント作品ですね。読みやすくまた丁寧な設定造りです(ユニバーサルジョイントなんて工業用語ですが)。今回はヨット部のそれぞれのメンバーが苦労して弁天丸を操縦してますが(もちっとそこ書いてほしかったなぁ)、さすが白鳳女学院ヨット部です、アイちゃんの操縦センスに度胸あるなぁwwwあとは、はっちゃけた発想が良かったと思われます、グリューエルさん、海賊やる気満々ですなぁwもういっそ王宮(ワルキューレ)宇宙海賊でいいんでない?w2012/03/05