内容説明
高校生活とかけもちで、宇宙海賊船弁天丸の船長としての任務をこなしはじめた茉莉香は、密航者として弁天丸に乗り込んだセレニティ星王家のプリンセスから、さまよえる黄金の幽霊船を捜してほしいと懇願される。星王家の建国時の巨大移民船であり、その後消息を絶って伝説の幽霊船としての目撃情報だけが飛び交う時代遅れの船に、一体何が秘められているのか。快調シリーズ第2弾。
著者等紹介
笹本祐一[ササモトユウイチ]
1963年東京に生まれる。1984年「妖精作戦」を上梓(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
くたくた
27
グリーニー新刊も読みかけちゃいるが、ひとまずこちらを読了へ。ミニスカ・パイレーツ。船長修行中の茉莉香さん、危機になればなるほど腹が据わって判断が速くなるのが船長たるところ。今回は由緒正しき王家のお家騒動?に巻き込まれ、王家の宝である「黄金の幽霊船」を探す旅、という趣向。まあネタはどうでも良い。ただひたすら宇宙船を飛ばす蘊蓄を、宇宙大好き宇宙船大好きな笹本サンが垂れ流す、これ、そういう本というかシリーズだな。2019/08/24
ドル箱
6
さてと、2巻読みました。起承転結、文体、設定相変わらず笹本らしい柔らかい作品に仕上がっております。茉莉香も「ノリノリだな!おい!」というくらいのレベルに成長しておりますが、まだまだ皆のバックアップは必要なようです。お話的には皇女姉妹の騒動に巻き込まれておりますが、丸くおさまりいい感じです(何やら、まだ出て来そうな皇女姉妹ですが、多分出てくるでしょう、3巻読めば解るかな?)チアキちゃんやヨット部のメンバーの話も続巻で出てくれる事を願って。ヒラく宇宙ポケット KOTOKO 聞け!ソラノオトを聴きながら。2012/03/05
朧月
5
1巻とは違って、弁天丸のメンバーが大活躍。 ケインの影が薄くなって百眼やクーリエがかなり活躍してるなぁ。主人公も若干影が薄いというか。 全体的な設定や艦隊戦のやりとりはかっこよかった。2014/02/27
よしゆき
5
アニメと並行しながら読みました。やっぱりアニメはアニメ的じゃない説明が多い描写は丸ごとカットしてるね。でも両方面白い。次巻はとある事情によりヨット部のメンバーとの冒険みたい。アニメでも早く観たいものだ。2012/03/26
朋
4
アニメ1話ずつ対応させながら読了。ちゃんとした海賊仕事っぽいかんじ。設定を理解しながら読み進めるのが楽しい。ヨット部のみんながもっと見たい。2012/03/27
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- 和書
- モモ100%