内容説明
長い冬の休戦期間が明けると同時に、ついに狄軍の大攻勢が始まった。“龍の七部族”も部分的ながら共同戦線を張って迎え撃ち、“水方郭”の奪還を狙う。消耗戦が続く中で、真の勝利には七部族の完全な連合が欠かせないと考えるアクセスらの提唱で、七公子が一堂に会して討議するが、最大の難関は明家の頑なな姿勢にあった。―人気ファンタジー作家が贈る、若き公子たちの愛と戦いの叙事詩、第2弾。
著者等紹介
ひかわ玲子[ヒカワレイコ]
東京生まれ。1987年『ヘラーズの冬』(宇井千史氏との共訳)の訳書を創元推理文庫から出版。その後、小説家としてデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
彗星
1
文明社会と自然社会。どっちが正しい?結局はどちらも天の支配者に踊らされていたのか?物語が一気に展開していきます。千年前に両者が犯した過ちは何か。千年後に残されるのはどっちか。2014/01/07
Kyoma2nd
0
群像劇。ラストはアクセスにはらはらさせられた。青姫さん頑張れ‼2010/10/01
いかちょー
0
龍の七部族の連合は成るのか。青姫の運命は、そして星人ローレリアはこの世界を救えるのか。遂に北星の門が開く。2009/03/09
pomme
0
☆☆☆2008/12/26
黒蜜
0
昔読んだ本シリーズ。前近代的な主人公側が、戦後の政治を気にして未来的な敵方に相対してもなかなか連合に至らないのがじれったい感じ。途中で力尽きちゃったのよね。完結してるなら読んでみようかな。2019/11/27