内容説明
一学期の終業式の日に、学校の校庭で不思議なメッセージを見つけた小学５年生の少女・内田一希は、不気味な噂が山ほどある三日月沼で、同じメッセージに導かれた３人の児童＆謎の女子大生とともに、怪現象と遭遇する。それは２４年前の伝説的イタズラ小学生、『悪ガキ三人組』が仕掛けた、時空を超える肝だめしだった―！？ハートフルＳＦの旗手が贈る、ファンタジー長編、ここに開幕。
著者等紹介
岩本隆雄［イワモトタカオ］
大阪在住。１９５９年生まれ。第一回日本ファンタジー大賞最終選考に残り、１９９０年『星虫』にてデビュー。２０００年に再デビューするも二年で休眠。『夏休みは、銀河！』で再々デビュー（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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ゆみこ
5
何年も前に朝日ソノラマで出る予定で、楽しみにしていた岩本隆雄の作品。本屋で見かけて、いつの間に！と嬉しく思い購入。私の年令的にジュニア向け表紙は恥ずかしかったが、やはり買って良かった。宇宙をモチーフにしたあたたかみのある、この人ならではの文章は何年経とうとも変わらず、嬉しかった。 星虫からのファンには是非読んで欲しい。ただ最後の急展開はいきなり過ぎて、唐突感が拭えない。あとは保、風花、翔太郎に比べて、主人公一希の存在がちょっと薄いかな。他の子供達より成長がないというか。下巻で一希がどう成長するか楽しみ。2010/08/04
太陽
5
初読の作者さんでしたがタイトルと表紙に惹かれて読みました。面白い！初めは、小学生４人が夏休みにちょっとファンタジックな冒険をするという、児童文学っぽい話かと思いきや、物語が進むにつれ、話はどんどん宇宙規模なものへ……一体どこへ行ってしまうのか、下巻が楽しみ！2009/08/24
イサイシズカ
3
清く健全で正しいジュブナイルでしたｗ岩本作品はおおらかに読むと大いに楽しめるし明るい気分になれます！！2010/12/10
むつぞー
3
本質はすごいハードＳＦなものを持っているのに、子供たちが主人公ですごくわくわくする楽しい冒険ものなので、もっと子供も手にしやすいレーベルだったらよかったのに…2008/11/19
alleine05
2
どちらかというと下巻からが本番のようだけど、それなら「おばけやしき」の描写は必要だったのだろうか。ばっさり切ってしまってさっさと下巻の内容に突入してしまっても良かった気が。2010/09/01
