内容説明
久鬼玄造、修羅の旅はまだ終わらない。己の内に「獣」を秘めた青年、久鬼麗一と大鳳吼。二人の出生の秘密を知る久鬼玄造は、若いころ、西域探検隊が持ち込んだ「キマイラの腕」を預かり、修羅の旅を始めていたのだった。その数奇ないきさつを語り終えた玄造は、いまや幻獣と化した麗一の出没する南アルプスの山中へ向かう。だが、その地では、あの異能の格闘家、龍王院弘もまた、呻吟しているのだった。待望の書き下ろし新作、登場。
著者等紹介
夢枕獏[ユメマクラバク]
1951年、神奈川県小田原市生まれ。東海大学卒業。77年『カエルの死』でデビュー。著書多数。89年『上弦の月を喰べる獅子』で、第10回日本SF大賞を、98年『神々の山嶺』で第11回柴田錬三郎賞を受賞。日本SF作家クラブ会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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